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クライアントの合意を取りつけ、先方担当者を教育していくことで、難しい案件もうまくいく

職業:企画や制作物の制作進行
困った依頼:エンタメ事業のキャンペーンサイト 

上場企業のキャンペーンサイト制作。新卒の男の子が担当

エンタメ事業の某キャンペーンサイト制作をしました。クライアントは上場しているある程度大きな会社で、そのクライアントの通常の広告などの制作も全て担当していたのですが、キャンペーンサイト制作という予算的にもスケジュール的にも軽めの案件が出て来た時に、クライアントの窓口として新卒の男の子が担当になりました。

入社一年目なので、まだ学生っぽさが抜けてないけど、やる気はあるし熱心に頑張っている様子だったので最初は微笑ましく思っていました。

キャンペーンの制作物としてはサイトだけでなくノベルティ制作や広告制作などもあってそれらの連動も必要なので、正直サイトだけに時間を掛けることは出来ません。

ですが、その新人君はやる気だけはあるので、企画書を大量に作って見せてきたり、こちらが制作したものに関して自分だけの意見でフィードバッグをしてくるのでそれに対応していたら、想定よりもかなり手間が掛かってしまいそうでした。

キャンペーンサイトなので、通常であれば提案からローンチまで2週間程度で作り込める予定なのですが、彼が関わってきたことでムダな工程が発生しスケジュールが後ろ倒しになりそうでした。

新人君に後輩のように接する合意をクライアントから得て徹底教育

なので、普段別案件でやり取りをさせてもらっている彼の上司に話して、新人君を教育する意味でもクライアントではなく自分の後輩のような態度で接して良いという了承を取り付けました。

プロジェクトの予算感やスケジュール、私だけでなくその後ろに制作会社の営業やデザイナーなどが数人関わっていることから話し、自分自身の勝手な判断で何人もの人の手を煩わせるのではなく、制作側の意見も聞いた上で社内で考えを纏めてから制作する側に意見するという社内と社外の立ち回り方まで教えて徹底的に教育しました。

その過程で

「あなたの意見が欲しい訳ではないし、あなたの意見だけで制作スタッフを動かす訳にはいかない。スタッフを動かすにはお金が掛かるし、私も含めて皆キャンペーンサイトだけ作っている暇なスタッフではないので、制作側の意向も踏まえて、社内の上司や関連部署と協議した上で、会社の判断をもらわないと、制作スタッフを動かしません。」

など、かなりキツいことも言いましたが、現場の混乱を招く訳にもいかないし、クライアントとの関係もこじらせるわけにはいかないし、より良いものが作りたいので、と事前に彼の上司に相談しておいたから無事に難なく乗り切ることが出来ました。