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海外赴任先での任務はマネジメントではなく別会社の事務処理だったベンチャー企業

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転職をしたくて、インターネットで色んな企業を見ていました。色々探している中で設立してまだまもないけれどもIT系のベンチャー企業を見つけました。主にアウトソーシングやシステム開発などの仕事をしており、オフショア拠点として東南アジアの途上国に支社があり、日本の埼玉県に本社がある会社でした。

ネットに書いている情報を見て、なんだかグローバルに今後伸びていくような気がして、興味を抱いたのでさっそく応募しました。書類を送ってからすぐに返事がありました。小さい会社だということもありさっそくすぐに社長と面接。

従業員は日本人数名、海外の支店では現地のスタッフが働いているとのこと。会社の説明を受け、面接をしてから会社の方針や、東南アジアでの仕事にも興味があったので、選考が進めばいいなと思っていました。

ITの企業なので、ITのスキルテストやその後、面接を何度か受け内定を頂きました。社長の考えているビジョンや、会社の今の経営状況、右肩上がりで新しいシステム開発をしている点などを聞き、これから会社が発展していく過程を見ていきたい、自分もその1つに携わりたいという思いがあったので、入社することにしました。

入社2週間で東南アジアへ赴任

入社して、まず2週間は社長と共に営業の仕事をしていました。しかし、その後すぐに東南アジアのオフショア支店のマネージャーとして赴任することになりました。東南アジアに赴任するにあたって、お給料は現地採用価格ということでした。約8万円。

しかし住宅は会社が用意してくれ、学生の頃からよくバックパッカーとして旅をしていたこともあり、東南アジアはとても好きで、住めるチャンスがくるとは思ってもみませんでした。お給料は安いものの赴任に関してはこんな機会めったにないと思い、これからどんなことが待ち受けているのか、不安よりも期待感の方が強く、大きな希望があったので、現地に行くことを決めました。

現地にはすでに働いている日本人も数名いて、社長も月の半分はそちらにいるということだったので、全く1人で行くというわけではなかったので少し安心していました。治安が心配される国ですが、それなりに安全な住宅も用意してくれているということだったので、楽しみにして行きました。

この時はまだブラック企業であると気付いていなかったのです。日本を出発し東南アジアに無事に着きました。しかし、行ってみると家なんて用意されていなかったのです。

社長曰く契約しようとしていた家が急にダメになったため、宿代は出すから1週間だけ宿に泊まってほしいと言わました。1週間ならいいかと思い、指定された宿に行くとなんともおんぼろで、水シャワーに扇風機が1つ。そまつな安宿でした。
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後で知ったのですが、安全だとかそういうのよりもそこの宿が街中で1番安い宿だったためそこにしたようでした。東南アジアに移住してから、すぐ仕事を始めました。しかし、赴任してから担当になった仕事は、行く前に聞いてた仕事とは全然違うものでした。

現地スタッフのマネジメントとして行ったのですが、マネジメントをするどころか、なぜか香港で会社をやっている他の会社の社長さんの事務処理作業。ひたすらネットから情報を集めコピーして貼り付ける。そして、それをエクセルシートにきれいにまとめて、提出するというものでした。

しかもその数も、1週間で何万件というかなり膨大な数。情報を集めてコピーして貼り付けるといっても、日本語で情報を分別しなければいけないため現地のスタッフにはできないもの。1週間で何万件という数は現実的ではないのに、社長はできるでしょの1点張り。

最初だけだと思い、毎日毎日朝8時から夜12時くらいまで作業に追われる日々。日本でもできる作業ですが、日本人を現地に住まわせた方が、お給料も随分安くできるからという理由で、どうやら私を東南アジアに行かせたようでした。しかし、その仕事も社長同士の喧嘩により終了。

日本には帰れず、次は暇すぎる総務で強制勤務

ほっとしたのも束の間、私の作業効率が悪いから取引きが終わったと攻められる始末。しかも1ヶ月経っても2か月経っても、家を見つける気配もなく、結局3か月目にして嫌気がさした私は自分で家を見つけました。

そのことを社長に伝えると、家代は自分で出してと言われ結局安月給の中から泣く泣く自腹で住宅費を払うことに。担当していた仕事が終わったため、日本に戻ることになるのかと思っていましたが、そういうことはなく今度は、東南アジアオフィスで総務として仕事をすることになりました。

総務といっても、特にやることはなく、電話当番、掃除当番といった雑用だけ。マネジメントどころか今度は毎日毎日暇。会社の経営も傾きだし、システム開発していると言っていたが、そんなもの何もしていなく、ただオフショアの仕事を垂れ流しでしているだけでした。

何の未来もないと感じ、他の日本人スタッフたちも足早に他の職場を探し始めていたので、私ももっとやりがいのある仕事をしたいと思い、転職しました。現在では日本に戻り、普通の事務のOLとして働いていますが、理不尽な仕事を押し付けられたり、会社の仕事が減っていることを私のせいにしてくるような人もいないので、気楽に働いています。

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