スクリーンショット 2014-06-11 14.48.36

信頼、収入等すべて会社員の方が圧倒的に良い/30代フリーランスSEOエンジニア

フリーランスはフリーターと身分は変わらない!?

我ながらフリーランスのエンジニアになって3年にもなるのかなと驚いています。フリーランスとなった今の収入(売上)は、会社員時代の給料と比べればずっと身入りが悪いし、毎月安定して入ってくる収入というのもないぶん不安は常に付いて回ります。フリーランスを選んで心の底から良かったと思えたことってそんなにはなかったように思います。

それでも3年経つのかと思うと、長かったのか短かったのかフクザツな気持ちになります。

フリーのエンジニアとしてはしんどいことが多かったので、私個人の感想ではどうしてもネガティブになってしまいがちなのですが、フリーランスなんて言い方をちょっと変えただけで、フリーターと身分は変わらないのだな、信用や信頼は会社員と比べれば雲泥の差があるなと思うことばかりでした。

冗談抜きに、受注する仕事が少なかったり、報酬が少なかったりすると、「フリーター以下」になる可能性が大です(笑)。フリーターは働いた時間だけ時給として給料を取れる分だけ、まだいいのではないかとさえ思います。

フリーターと言えば世の中では地位が低く見られてしまいがちですが、それでもレギュラーアルバイトと見立てれば月給10万円から15万円を確保できます。が、エンジニアとはいえフリーランスは収入面でそういうわけにはいきません。フリーランス=個人事業主=経営者。ひとつのお店を持っているのと同じ状態ですから、仕事の受注を取り、仕上げて納品してさらに売上の回収までできなければ、この月給10万円というにゅうにゅうすら確保できないという厳しい世界です。

実際、フリーランスになってからは月収が1円もないということもよくありました。

フリーになってはじめて気づいたー確定申告の方法や会社経営に関する勉強が必要

独立してフリーランスになると、個人事業としての確定申告をも考慮して、所得というものを見つめる必要性も出てきます。これは面倒でたいへんなところでもありますが、会社員時代にできなかった勉強をたくさんするきっかけになったので、自分としては割と楽しめたポイントかなと思っています。

会社員として勤めていれば、自動的に会社がやってくれる保険や年金、納税周りの手続きについて、自分でやってみるととても煩雑でなかなかたいへんな仕事であると気づかされます。ちょっとした書類に住所や名前を書いて印鑑をつくというたいした問題でもない作業ですら、なかなか時間を取ってやる気になれません。どうしても売上を作る、営業に出る、仕事をこなし、納品するという「生活のための仕事」に使う時間の確保に必死になってしまうため、なかなかそっちに頭が回らないのです。

作業のための時間を取ることですらそのありさまですから、1から税金や保険などの勉強をすることともなると、余計に時間も取られるため苦しい時間が続きます。自分はまだここを楽しむことができたので、徹夜のときにも苦にはなりませんでしたが、それでも時間の確保は悩みの種でした。

ITエンジニア(私の場合はSEO関連)として会社員時代にも経験は積んだので、当然ながらITの事には少々詳しくなっています。仕事があれば受注できる体制が整っていないわけでもありません。しかし、同時に会社ひとつ経営していくための知識を身につけていく必要もあります。会社員であれば技術の勉強だけしていれば仕事も収入も確保できたものですが、フリーランスとなるとそうはいきませんでした。

また、会社であれば大きなアセットで人数も割いてできるチームの仕事もありますし、会社の看板で取って来れるやりがいのある仕事もあったでしょう。しかしフリーランスのエンジニアがひとりで立ち上げらる事業といってもやはり知れています。私の場合も退職する前の会社には様々な不満を持ってはいたものの、フリーになってやはりこの「個」と会社の大きな違いに気づいて愕然としたものでした。

クラウドソーシングは受注単価が安くなるため、脅威と言える

エンジニアやデザイナー、ライターなどのフリーランスに仕事を回してくれる仲介としての機能として、クラウドソーシングというモデルが最近脚光を浴びているように思います。ランサーズやクラウドワークスの他にも、様々なクラウドソーシングサービスがありますね。仕事がないうちはこうしたサービスを活用するのはとてもいいことだと思います。

しかしながら、フリーランスとしてずっと仕事をしていくつもりなら、これだよりになってしまうのは非常に危険であると言わざるを得ません。メリットばかりではないなと、自分もクラウドソーシングを使っていて思います。待っていても仕事が来るときは来るため、自分で仕事を取るための営業活動という努力をしなくなってしまう時期がありました。また、非常に安くこき使われてしまうことや、度重なる仕様変更で思わぬ時間を食ってしまい工数計算をすれば赤字になってしまうことも。個人ということで足下を見られて悔しい思いをしたことも多々あるのですが、それでもここにかじりつかないと仕事を得られない=収入を得られないということで、歯を食いしばっていた時期もありました。

やはりクラウドソーシングのように、1つの仕事に10人も20人も寄ってたかるような仕事で安定するわけがありません。相見積もりを毎回確実に取られてしまい、仕事の質については二の次というのがあの世界なのかなと思っています。フリーランスの側からすればデメリットばかり、それでもここに頼るしか収入を取る方法がない・・・というところまでいってしまうとやはりまずい。それでもここで安くエンジニアを使えるという世界が実現してしまうと、私たちのような「クラウドソーシング意外で仕事を取っているフリーランス」としてはちょっと脅威に思わざるを得ません。

拘束時間が決まっていないので楽だが、フリーランスでやっていくには当然ながら「実力」すべて

フリーランスになって良かったと思える数少ないいいことは、満員電車に揺られての出勤が必要なくなったということです。うまの合わない上司もいなければ、気を遣わないと行けない部下もいません。

ただそのぶん、自分の腕ひとつで食べていかないといけません。フリーランスをやっていて世知辛いなと感じるのは、お客さんが何も言ってくれずに離れていくこと。クレームになるならまだいいのですが、紹介で仕事をもらうことも多いため、面と向かって仕事に対して文句を言ってもらえることはあまりないのです。気づいたら仕事がなくなっている・・・ということも少なくなく、そういう時期というのは自分も疲れていたりお金がなくて焦っていたりと、仕事の質が落ちている時期だったりします(後で気づくので遅いのですが)。

仕事の質がいいなと自分でもノっている時期というのはあるもので、こういう時期は紹介で仕事がどんどんつながっていきます。やはりフリーランスは(特にエンジニアはそうなのかな?と思っていますが)実力重視、腕一本の世界なのかなと思います。やりがいにもつながりますが、その一方でやはりこの先に不安を覚える部分でもあります。

フリーランス=個人事業をやるなら50代からでも遅くはない

実力が不十分なままにフリーランス=個人事業をやっていくと、どこかで行き詰まりが発生します。エンジニアの世界はとにかく技術の進歩が速いのでついていくのに必死になるのですが、やはり年を取ってわからないことがでてきたらどうするかという問題があるかなと思います。仲間と一緒に働く会社員であればある程度技術のキャッチアップはできるのかなと思いますが、ひとりのフリーランスにはここにも限界があるでしょう。

個人事業をやるなら50代になってからでも遅くはないと思います。会社員が加入できる厚生年金はないし、ボーナスももちろんない。そんな中子供も含めた家族を養っていくことを考えるとよほど腕のある人でないと難しいかなと。友人でもフローランスになっては再就職、またフリーになって転職ということを繰り返している人間がいますが、端から見ていても少しヒヤヒヤします。

50代になって子育てが完了し、それなりの蓄えができてからでもフリーランスになるのは遅くないのかなと思います。セミリタイヤみたいでかっこいいですしね。20代や30代でフリーとして独立すると、会社を作って組織化していくのでもない限り、セミリタイヤというよりはドロップアウトに近いように思います。

フリーランスのための案件紹介/レバレジーズの「@agent」

エンド直請けの案件が90%以上。エンジニア稼働数550名の実績。レバレジーズの「レバテックフリーランス(旧@Agent)」は最高月額113万円が稼げるフリーランス募集サイト!