面接の回答例教えます!自己PRや長所・短所からよくある逆質問まで

志望する会社が決まると、最大の問題はやはり採用面接です。転職で応募する時の面接は一体なにを中心に聞かれるのか心配ですよね。 今回は、中途採用の面接に焦点をあて、聞かれやすい質問例を紹介するとともに、合わせて質問の意図そして応答例を具体的に紹介したいと思います。

面接官がまず聞く退職理由と自己PRの例

中途採用の場合、面接官はまず応募者の輪郭をつかむために、前職ではどういった仕事をしてきたのかなぜ辞めることになったのかという、過去にさかのぼった質問からスタートします。

(1)「基本業務」について具体的な質問例と応答例を紹介

本人の過去について、面接官がまず聞きたいことは「前職で何をしてきたか」という事実関係です。これは、職務経歴書に書かれてあることを中心に質問が来ます。

質問例

Q.「〇〇さんは、職務経歴書で前職は営業とありますが、どんな仕事をされておられましたか?具体的に教えて下さい。」

応答例

A.『はい、前職では中堅建材メーカーで法人顧客を約50件担当し、ルート営業中心に営業活動を行っておりました。新規開拓も月間5件を目標に頑張っていました。このメーカーの特徴は・・・で、主な顧客は・・・でした。』

質問例のポイント~知りたいのは具体的な仕事

この質問例は、基本中の基本質問です。「具体的に」というのが質問のポイントで、面接官が知りたいのは、応募者が前職でどんな営業をしていたのかということです。というのも、ひと言で「営業職」といっても、勤めていた会社の業種や業態によって内容はまちまちだからです。

面接官は、応募者の説明を聞きながら、今回自社が募集している営業職に応募者の前職の経験が役立つかどうかを、引き出そうとします。

応答例のポイント~会社概要や数値目標も入れ具体的に

応答例では、応募者が勤めていた建材メーカーの概要を補足していますが、面接官にしてみれば、もしかすると初めて聞く会社名かもわからないからです。

実際の仕事も、営業活動の数値や顧客の特徴を入れながら説明することで、より具体性が出てきて理解しやすくなります。

これは、前職が営業に限らず他の職種でも、基本は同様です。

(2)「特に頑張ったこと」など特記事項の質問例と応答例

本人の前職など過去についての質問例で、基本業務を尋ねた後は、特記事項的な質問がきます。特記事項的な質問とは、中でも特に頑張ったこと、苦労したこと、失敗したことなどです。

この質問は、(1)で尋ねた基本業務を掘り下げるものです。聞き方としてはいくつかパターンがあります。

3つの質問例と応答例

Q①「◯◯さんがやってこられた業務の中で、特に頑張ったこと、PRしておきたいこと をおっしゃって下さい。」

A「はい、私が前職の営業職時代に最も頑張ったことは、ライバル社の攻勢で支店の存亡 が問われるまでに押された時、課員全員が一丸となって営業目標達成に向けて頑張った ことです。具体的には、・・・。中でも私が提案した〇〇作戦は、大変効果があり、こ のやり方は是非PRしたい点です。」

Q②「前職の仕事で、誇れること、高い評価をもらったことをおっしゃって下さい。」

A「この〇〇作戦は、みんなの協力があったおかげで成功したので、その後、継続して  キャンペーン展開に使われるようになり、私としてはひとつの大きな誇りとなっていま す。」

Q③「前職時代の実績について教えて下さい。」

A「実績としては、当時の営業目標の伸び率が前年比103%だったのが、それを大きく上 回り前年比109%の実績を残すことができました。」

Q④「これまでの仕事を振り返って、苦労したこと、あるいは失敗したことがあれば教え て下さい。」

A「苦労した点は、計画した〇〇作戦で申請した当初の経費が予想よりかなりオーバー してしまったことです。カネを使えばだれでもできる的な叱責を受けこともあります。 営業といえど、経費を念頭に置いて収支勘定をしっかり立てておくことの重要性をその 時痛感しました。」

質問例のポイント~自己PRのチャンスをくれています。

質問例①②は、質問の意図は同じですが聞き方を少し変えています。①は柔らかく、②はかしこまった感じです。質問例③は、①②より突っ込んで実績という言葉を使うことで、数値や客観的事実で教えてほしいというものです。

いずれも、応募者に自己PRのチャンスを与える質問となります。

応答例のポイント~頑張った事例を詳しく

どんな仕事でも頑張った内容があるはずなので、それをここで試されているといえます。実績は?という質問は営業職や企画職、技術職などに聞かれやすい質問例です。

④はどちらかといえばマイナス的要素ですが、だからといって失敗があるからダメだという質問ではなく、失敗をどう克服してきたか、苦労したがそれは自分の財産となっているといったプラス面も含めた受け答えを期待しています。

(3)「退職理由」についての質問例と応答例

前職時代に頑張って来たという話をすればするほど、疑問が出てくるのは「そんなに頑張っていたのになぜ辞めたの?」という退職理由です。ここは、転職面接の大きなポイントなので、面接官をしっかり納得させられるように説明しなければなりません。

質問例

Q.「前職ではやりがいを持って、また、実績も確実に挙げられてきた〇〇さんのようですが、ではなぜその会社を辞めようと思ったのでしょうか?」

応答例

A.『はい、確かに前職ではさきほど述べましたように、やりがいを持って頑張ってきましたが、今回転職を決断した理由をひと言で言いますと、私自身の営業職としてのキャリアアップです。

 私がやりたいのは、営業職としてスキルを上げ会社に貢献するということですが、前職は、残念ながら製品競争力が弱く、競合社に押される中で思う存分力を発揮できていなかったという現実がありました。その点御社の事業は・・・。』

質問例のポイント~なぜ辞めたか心配している

転職者が会社を辞める理由は千差万別です。しかも、ひとつの理由だけでなくいろいろな要素が絡まり合っている場合がほとんどです。ただ、だからと言ってすべて正直に話していいものかというと、それは逆効果です。

退職した理由が労働条件や人間関係だったという場合は、聞く方はどうしても懐疑的になります。転職して当社に新しく入っても同様の理由が出てきて、また退職していくのではないかと疑ってしまいます。

応答例のポイント~前向きなキャリアアップを前面に

面接官の不安や心配を持たせないため、あえてマイナス理由は言わず、求めている営業職に関して、これまで得た能力や経験を生かしたいので退職を決意した、御社ならそれを実現できると考えた、志望動機につながるように答えます。

これを言うことで、「営業職のキャリアアップ」「スキルを上げる」とはどういうことかといった内容に質疑応答が集中するようになります。

(4)「実績(職歴)のない場合」の質問例と応答例

志望者によっては、過去の実績があまりないという場合があります。たとえば、第二新卒で中途採用を受験する場合、新卒後数年間、アルバイト経験だけだったとか、家業を手伝っていたとか、公務員試験その他の試験を受けるために働かずもっぱら勉強をしていたという人もいます。

このように、前職や過去の実績を聞かれても特に語るものがないという場合は、どう答えればいいのでしょうか?

質問例

Q.「〇〇さんは、職務経歴書を拝見してもほとんど職歴がないのですが、この数年間特にされていたことは何かあるでしょうか?また、職歴がないのはなにか事情があったのでしょうか?」

応答例

A①『公務員試験の勉強をしながら、生活資金を稼ぐためアルバイトをしておりましたが途中で一般私企業に方向転換し、あらたに就活を再開しました。アルバイトの居酒屋では、生活資金稼ぎとはいえ一生懸命頑張り、店長他周囲の先輩からたいへん頼られて仕事をしていました。』

A②『「大学時代に体調を崩し、しばらく療養生活をしていたため就活は全然できず、また働いた経験もありません。今は、体調がすっかり回復したので今回応募いたしました。家で療養している間、自分の趣味でありまた志望のIT企業を目指すため、パソコンスキルの習得に頑張り、現在の資格として・・・。』

質問例のポイント~まさか遊んでいたのでは?

面接官が一番心配するのは、職歴がないということは、学校を卒業して目的もなくぶらぶらと遊んでいたのではないだろうかということです。もしそうだとしたら、まず採用することはないからです。

職歴は?という面接官の質問は、「正社員」という意識で聞く場合が多いです。これにつられないようにしておかなければなりません。アルバイトや家業の手伝いだって本気ですれば立派な仕事という心構えで臨むことです。

応答例のポイント~目的をもって頑張っていた!

正社員の職歴はないけれど、働いていたことや、働くための勉強していた、という切り返しが大切です。人生、いろいろ事情があり新卒後就職しなかったり、アルバイトばかりやっていたということはありえます。

自分が「目的をもって頑張っていた」ことにスポットを当て、自己PRできるようにしておくためには、アルバイトで活躍していた内容、資格取得のために勉強していたことなど、核になる実績を整理しておきます。

しかも、その期間は自分の人生にとって無駄ではない充実していた期間と主張します。

面接で絶対聞かれる長所・短所と周りからの評価の回答例

前職のことについてひと通り聞かれた後は、現在保有している能力や具体的なスキルについて尋ねられます。これは、今回の募集職種で通用するかどうか、さらに具体的に確認するのが目的です。

(1)現在の「能力やスキル」についての質問例と応答例

中途採用では、特に実践的で即戦力を期待する場合が多く、保有能力を重視する会社はたくさんあります。受け答え内容もより具体性が求められます。ここでは、事務職募集を例に、具体的な質問例と意図、そして応答例を説明したいと思います。

質問例

Q.「〇〇さん、前職では事務職として活躍されてこられたようですが、具体的に持っておられる能力やスキルを教えていただけますか?」

応答例

A.『はい、まず公的資格としましては、〇〇年に取得した・・・を保有しております。パソコンスキルでは、Word、Excel、PowerPointが使用できます。Photoshopやillustratorも趣味で使っています。

事務能力としては、前職の営業統括課時代、課長補佐として営業会議報告書、月間業績報告書等、営業関連資料の作成と報告を月10数本こなしてきた力を持っています。』

質問例のポイント~実務ができるかどうか

今回の募集がどんな事務能力を求めているかにもよりますが、本人が事務職を希望する以上、自分にはこんな能力を持っているという自己PRを求める質問です。

事務職と言えば、まず思い浮かぶのがパソコンスキルを中心にした事務能力です。一般に「実務」という言われ方をして、即戦力になってもらえるのかどうか確認する意図があります。

応答例とポイント~使えるソフト名や資格を具体的に

一般事務ならどんなソフトが使いこなせるのか、経理的な業務であれば簿記知識や資格はどうなのか、受付業務なら顧客接遇や応対能力はどのレベルか、など具体的に答えます。特に公的資格や習得ソフトがあれば、「〇年、〇〇検定(資格)を取得」と正確に答えます。

特に事務系は表現が難しいのですが、具体的な言葉で表現します。「パソコンはだいたい使えます。」とか、「一般事務は無難にこなせると思います。」といった曖昧表現は使わないようにします。

(2)「長所・強み」についての質問例と応答例

転職の場合、仕事をする上で実務的な能力・スキルはもちろん必須ですが、加えて今後しっかり会社組織の中で勤務を続けるための、人間的な内面的特徴=強み・弱みや行動特性について答えられるように準備をしておきます。

質問例

Q.「〇〇さんが持っている、仕事をする上での長所や、強みはどういったところでしょうか?」

応答例

A①「はい、私の仕事をする上で最もPRしたい長所は、なんといっても行動力です。事務職はどうしても上司からの指示待ちになったり、定例業務ばかりをこなして無難に仕事をしがちになります。しかし、私の持ち味は自分からやるべきことを探すという行動力や積極性が“売り”になります。」

A②『はい、私の強みは“分析力”です。資料作成でもっとも心掛けているのは、単なるデータ入力にとどまらず、資料の提出目的に沿った内容になっているかを分析チェックできることです。』

質問例のポイント~組織人としての観点で質問

“仕事をする上での長所・強み”なので、この質問例では趣味やプライベート的特技までは求めていません。会社人、組織人としての観点で、協調性、計画性、チームワークといった基本能力から、分析力、調整力、企画力といった業務遂行能力まで自分に当てはまる言葉を選んで自己PRします。

念のため、この質問例は「長所・強み」のみを尋ねています。「短所・弱み」は尋ねていません。

応答例とポイント~周囲の評価も参考に

自分に当てはまる言葉が思いつかない場合は、前職時代や知人からよく言われていた言葉を準備しておくと、周囲の評価などにも対応できます。

長所(強み)といえばすぐにセットで短所(弱み)を言いたくなりますが、聞かれないことには答える必要がまったくありません。

短所は自分の持っている不利な情報を言ってしまいがちです。「短所としましては、分析し過ぎて時間がかかり過ぎる点です。」と言った時点でせっかくの長所が台無しになってしまいます。

あえて「短所は?」と聞かれ、答えざるを得ない時は失敗を聞かれた時と同様、それをどのように克服したかという「リカバリーショット」を必ず準備し、必ず追伸します。

「はい、短所は分析し過ぎて時間がかかり過ぎることでしたが、事務職の資料作成の基本は“納期厳守”なので、その点は肝に命じて仕事をすすめる自信があります。」

(3)「周囲の評価」についての質問例と応答例

保有スキルや自身の強みなどについて語る時、単なる「自画自賛」的なことだと信憑性が伴いません。あくまで本人が話すわけなので、面接官は、それが本当に正しいことなのかどうかを確かめようとします。

それがこの「周囲の評価・評判」です。そのため、次のような突っ込み質問をしてきます。

質問例

Q.「いろいろな強みをお持ちのようですが、前職の上司や周囲の方の評価や評判は実際のところいかがでしたか?」

応答例

A.『はい、私の行動力は上司も高く評価してくれました。また、職場の先輩たちも、前向きな姿勢が職場全体の活力につながると褒めてくれました。一方、分析力も評価してもらっていました。具体的には、たびたび会議資料の欠陥を事前に発見したことが高評価につながっていたと考えます。』

質問例のポイント~本当なの?と疑っているのです

本人の説明を確認するための質問なので、ちょっと厳しい口調になることがあります。要は、本当なの?と疑っているわけです。

しかし、ここで弱気になって自信なさげな態度や表情になるといけません。しっかりと「そうではない!」と、自他ともに認めていると言い返さなければなりません。

逆に、面接官はそこを期待しているからあえて突っ込むわけです。

応答例のポイント~みんなからの信頼を強調

よほどの技術職や専門職でない限り、他のメンバーとの協力がなくひとりでやっている人はまずいません。普通は、上司がいて同僚がいるわけだから周囲の評価は大切です。

自分は一生懸命だったけど、上司の評価は厳しかったとか、周囲から浮いていたなんてことはあってはならないのです。

面接はここが決め手!転職の志望動機と逆質問の例

前職時代のこと、自身の保有能力やPRポイントの次に聞きたいのは、「では、なぜ転職先に当社を選んだのか?」「当社で何をしたいのか?」という今後のことです。これは、前職を辞めた理由とリンクしてくるので矛盾しないように整理をしておかなければなりません。

(1)「志望動機」についての質問例と応答例

単純に「志望動機は?」と聞かれれば、3段階で考えます。

志望動機の3段階

  • 1.志望する会社の事業・方針・理念などに興味がある。
  • 2.自分がやりたい仕事がある。
  • 3.やりたい仕事ができる能力を持っている。

しかし、これは志望者がもっとも想定している質問で、面接官はあえて質問の仕方をいろいろ変えてきますので、しっかり真意を聞き取った上で答えるようにします。

質問例

Q①「転職先に当社を選んだ理由はどんな理由でしょうか?」
Q②「当社のどういうこところに興味を持って受けてみようと思ったのですか?」
Q③「当社に入社して、なにをしたいと思われたのですか?」

応答例

A①『転職先に御社を選ばさせていただいた理由は、一番は御社の建材メーカーとしての成長性です。そして今回募集されている営業職は、その成長を引っ張っていく原動力として欠かせない存在と考えます。私には、前職時代で長年培った法人様対象の営業スキルがあり、それを御社で発揮し、御社に貢献したいと考えましたのが、今回、御社を選んだ理由です。』

A②『御社に関して興味を持ったのは、建材メーカーとしての事業内容です。ライバル社との差別化に特徴がある(具体的には・・・)ということです。また、最近は多角化で〇〇事業にも進出されているところにも興味を持ちました。』

A③『御社でやりたいことは、今回の募集である営業職です。単に営業職と言っても、私の前職で経験のある強みの、法人様対象の営業を是非やらせていただきたいと思います。私の営業スタイルは、・・・で、必ず御社に貢献できると考えます。』

質問例のポイント~質問のキーワードを把握する

Q①は、「選んだ理由」です。他社との比較のニュアンスも含まれています。会社を選びぶ理由なので、幅広く尋ねています。経営幹部が面接に入ると尋ねてくる質問です。

Q②は、「当社への興味」です。これも幅広く尋ねていますが、あくまで本業に興味を示し、福利厚生や教育など周辺のことを言わないようにします。

Q③は、「なにをしたいか」です。応募職種に関したこと、入社後の抱負も尋ねています。

応答例のポイント~焦らずに意味を聞き取る

質問は3つとも志望動機に関連したことですが、待ってましたとばかりに早合点して、用意した志望動機用の応答をそのまま答えてしまわないようにします。

一旦話し出すとどうしても、用意した答えで突っ走ってしまうので、応答時の出だしは必ず、「はい、”御社を選んだ理由は”・・・」と質問をなぞることです。これをすると質問のポイントをはずさないようになります。

(2)「入社後の抱負」についての質問例と応答例

志望動機からつながりで次に尋ねてくるのは、入社後に何をしたいかという質問です。これは志望者の意欲面を尋ねる質問です。志望する仕事が営業にしろ事務にしろ、転職してこんなことを是非やってみたいという気持ちを聞いてきます。

質問例

Q.「〇〇さんは営業職(事務職)を希望されているのですが、当社に入られたらどのような営業マン(事務職)になりたいと思われますか?」

応答例

A①『はい、やはり顧客から信頼される営業マンになりたいと考えています。特に御社の製品は伝統ある商品なので信頼が一番と考えます。また、与えられた目標には最後まであきらめずに挑戦していく営業が私のモットーです。』

A②『はい、事務職はなかなか表だって利益貢献することはなかなかありませんが、営業事務職として営業マンを裏方から支え結果的に利益貢献できるようになりたいと考えます。』

質問例のポイント~意欲が試されている

「どのような営業マン(事務職)になりたいか」とは少し抽象的ですが、入社を希望する以上なんらかの夢や抱負を持っていてほしいということから出てくる質問です。

入社もしていないのでなかなか答えにくい質問です。もし、とりあえず入社できればいいとか思っていたら絶対に答えれません。つまり、意欲面の強弱を試されているわけです。

応答例のポイント~仕事への意気込みを語るように

考え方として、営業マンなら得意な営業スタイルを答えるのもいいし、顧客といい関係を作りたいという姿勢を述べてもかまいません。また、目標や数値に執着して貢献できる営業マンという表現もいいかもしれません。

事務職なら、事務をする上での姿勢や意気込み、事務の重要性を語れるようにしておくことが大切です。

前職時代に頑張ったけど、仕事環境の問題がありどうしても実現できなかった目標を、今度は御社で実現したいと語ることで、退職から転職へストーリー性を作ることができます

(3)「逆質問」の質問例と応答例

面接も終盤になってくると、面接官からフィニッシュを感じさせる質問がきます。これにはいくつかパターンがあります。ひとつは、何か言い残したことはありませんかという質問、もうひとつはいわゆる逆質問といわれるもので、聞きたいことがあればどうぞ、と投げてこられます。

やっと終わった!と安心して、「いいえ、特にありません!」と済ましてしまうがちですが決して油断してはいけません

質問例

Q①「いろいろお聞きしてきましたが、なにか言い忘れたこと、PRできなかったことがあればどうぞおっしゃって下さい。(1分間差し上げます。)」

Q②「以上でこちらからの質問を終わりますが、なにかお聞きになりたいことがあればどうぞ質問してください。」

応答例

A①②『特にございません。すべて申し上げた通りですので、ご選考の程、よろしくお願いいたします!」もしくは、
『繰り返しになりますが、私の一番のPRは・・・です。選考の程よろしくお願いいたします。』

質問例のポイント~フィニッシュに入ることを意識

Q①の意図は、面接官側もいろいろ尋ねたつもりだが、もし尋ねられていないために何か言い切れていないことがあれば是非言ってくれたらいいですよ、という意味です。

Q②の意図は、締め括りとしての常套句です。分刻みで面接時間をセッティングしていくと、質問タイムのような時間は取れないのが普通なので、逆質問大歓迎というほどのものではありません

応答例のポイント~受け狙いの逆質問は避けたほうがいい

PRしたいことはすべて出し切ったとして、「特にありません」と言うと、ちょっと素っ気なく感じられるのも事実です。ここは、善意に受け取り、最後のPR機会としたほうがいいでしょう。

逆質問は、どうぞ遠慮なくと言っているわけなので基本は大丈夫ですが、ただ、質問内容には気を付けます。たとえば、労働条件の細部にわたる質問は、内定後でも間に合うので労働契約を結ぶ時点にしたほうがいいでしょう。

せっかくの機会だからと、あらたまって「経営理念は?」とか「今後の事業展開は?」といった重い質問をするとなかなか終われなくなるので嫌がられます。

また、よくある受け狙いの質問と勘繰られ逆に印象が悪くなることもありますので十分注意しましよう。