【転職者・新卒者必見】面接に絶対に合格するための4つの心得とは?

就職難が続いている昨今で、書類選考を通過しても面接という最終判断で落とされることは珍しくありません。特に転職者にとっては新卒者と違い、ある程度ビジネスマナーは兼ね揃えてあると判断され、合格への道のりは険しくなっています。そこで、どのように面接に臨めばいいか、採用者側がどんな人材を求めているかといった、「合格を意識した面接の心得」をここでご紹介していきます。

面接の心得として必要な4つのポイント

面接に臨む際、細かいことを挙げればきりがないですが、基本的にどの業種でも内定を獲得するために重点しなければならないポイントが4つあります。

【面接時のマナー・ポイント4選】

  • 時間厳守
  • 身だしなみ
  • 予習(履歴書・職経歴書との差異がないか)
  • 話し方

これら上記の4つのポイントを順にご説明していきます。

【心得1】面接の時間厳守は社会人の最低限のルール

基本的なことですが、面接時間に遅れることはNGです。考えれば分かることですが、大事な面接に遅れる人というのは、普段から時間にルーズなことが多いものです。面接官も暇ではありません。通常業務の傍らで面接時間を差し込んでいます。

仕事に雑なイメージを持たれてしまう危険性がある

アルバイトのオープニングのバイトのように、50人くらいを一日で面接するなら別ですが、転職などの中途採用に関わる面接では、じっくり時間をかけることも多く、採用担当者も自身のスケジュールを割いています。企業に勤める人にとって、時間は大きな価値があります。企業に就職して「時間をムダにするな」というのは、最初に教えられたりします。大事な面接に遅れるような人材は、仕事を雑に扱うイメージを持たれてしまいます。

企業の人事担当者にも迷惑がかかる

面接官が複数人の場合、書類選考を行った人事担当者の上司や現場の上長が出席することもあります。遅れて連絡もない応募者に肩すかしを喰らった上司たちに恥をかかせることにもなりますし、書類選考で能力を見誤ったとして人事担当者の評価も下がります。色んな人に迷惑がかかることになりますので、面接時間に遅れる場合は事前連絡だけは忘れずにしましょう。

【心得2】面接時の身だしなみは足元から清潔感を持つ

身だしなみは全体的に清潔感を保つことをしてください。基本的にはスーツ着用といえます。中には私服でOK・服装自由という企業もありますが、それでもスーツで臨んでも問題はありません。

面接時には入室したときから、面接官に見られています。最初に見られるところは、ほとんどの場合、足元です。応募者は鏡で入念なチェックをしていることでしょう。髪型や口元、目の周り、指先、ネクタイにボタン、スーツとシャツのしわなど、鞄に至るまで細かくチェックしています。

身だしなみを完璧にしているという自身があるからこそ、足元の靴に汚れがあれば、余計に目立ちます。靴の汚れというのは、意識が届かないことが多く、多少の汚れは気になりません。雨が降っていれば、泥をかぶることはよくあります。

身だしなみを意識するのは鏡ということが多く、面接前には靴の汚れを再確認しておき、サッと一拭きできるようなものを鞄に入れておきましょう。

【心得3】書類選考の内容と差異がないように予習、準備しておく

面接は事前に書類選考を行っている場合が多く、履歴書や職務経歴書、自己PR文を提出しているはずです。これら書類の内容をもう一度質問されることがありますので、資格や自己PRなどで、書類と異なることを話さないように注意していください。

事前に提出書類はコピーを取っておくことをオススメします。提出した書類から予想される質問内容をピックアップして考えておき、面接本番で回答に行き詰らないように予習しておきましょう。

【心得4】面接で気をつけたい話し方

基本的には敬語を活用する

基本的に面接官というのは、自身よりも年上になることが多く、人生の先輩に当たります。初対面であることがほとんどですので、基本的には敬語で会話するように心がけてください。

丁寧すぎる言葉を選んでしまい、余計に言い回しが聞き取りにくいこともありますので、必要以上にかしこまった言葉は逆効果となりますので注意してください。

面接官の中には緊張を和らげようとしてくれて、フランクな口調で会話をしてくれる人もいます。つい合わせてしまってタメ口にならないように意識してください。

小さい声より大きな声ではっきりとした口調で話す

その人の性格にもよりますが、緊張していて小声になってしまうこともあります。意識してはっきりとした口調で話せるように練習をしておきましょう。あまりに大声になる必要はありませんが、小さい声は相手に伝わりにくく、相手側が聞き直さなくてはいけなくなってストレスを感じさせてしまいます。

長い説明は不要で結論から話す

自身の話をするときは、回りくどく話さずに結論から入りましょう。自己PRで長所を説明するときにも自分の強みをまずは伝えます。例えば長所が向上心とします。

「私は常に目標を持って行動することを心がけています。学生時代のサークル活動では目標を○○として活動し…」といった目標を持って行動するという前向きさをアピールしていきます。

ダメな例としては、「私は学生時代、サークル活動で○○の目標を持ち…」という内容になると、結局何が言いたいのか伝わらないことが多くなってしまい、聞き手がストレスに感じることがあります。

面接では結論から入るスタンスを忘れずにしておきましょう。また、向上心や協調性などといったありがちなキーワードは極力避けておき、他の応募者と差を付けるためにも、これらありきたりな言葉を置き換えて、簡潔に説明できるようにしてください。

上記4つのポイントを心得ておき、面接に臨みましょう。

代表的な質問例には面接官の意図・目的が隠されている

面接官からの質問事項というのは、だれでも気になります。特に履歴書や職務経歴書に記載してある内容を聞かれたりします。よく聞かれる質問例とその意図はどのようなものなのでしょうか。

よく聞かれる代表的な5個の質問例とその意図について

自己紹介を簡単にしてください

自己紹介は簡潔に答えることが必須ですので、面接官ははきはきとした口調で話せているか、目はこちらをきちんと見ているか、言葉に気持ちが入っているかといった、応募者の人柄や第一印象を判断しています。

当社を志望した理由をお聞かせください

志望動機は応募企業を調査していないとありきたりの説明しかできません。面接官はどれだけ自社のことを勉強しているか、自社に入ってどんなことをしたいのか、といったあなたの志望度をみています。

前職(現職)を退職した(する)理由はなぜですか

退職・転職理由は、何かネガティブになった事例があるとすれば、自社に入ってからも同じ理由で辞めたりしなかという懸念からきています。前職の愚痴をこぼさずに、何か実現したいことがあるから退職し、それを可能にするために自社に応募したという前向きな回答だと評価されます

長所をお聞かせください

長所は自社でどのような強みを活かせるかをイメージしています。また長所が邪魔になって自社で弱みになることはないかを判断しています。

短所をお聞かせください

短所は自己分析が的確に行えているかを判断しています。短所がないという回答では、「自分に甘い応募者だ」という印象を持たれてしまいます。短所を補うために何を心がけているかというポイントを挙げることを心得ておきましょう。

業界・業種別で面接官の重視する点や質問に違いがある

面接は各業界や業種、仕事内容によって異なってきます。面接で重視される点や聞かれやすい質問事項に違いがあるか、みていきましょう。

業界について

公務員

市役所などの公務員の面接でよく聞かれるのは、「なぜ民間企業ではなく公務員を選んだか」というところです。通常の質問事項においても、民間との差を聞かれることがあるので、常に念頭においておく必要があります。自分がやりたい仕事は、「公務員ではないとできない仕事」であるという考え方を持っておきましょう。面接官は「なぜ民間企業ではないか」ということを重視しています。

サービス業

コンビニや飲食店などのサービス業は接客が基本となります。面接の受け答えから元気が必要です。また、拘束時間も長くなったり、年末年始などの長期連休に出勤しなくてはならず、多くのアルバイトを従えていかなくてはならないことから、精神的な強さやリーダーシップも求められます。面接時には特に向上心をみられていることでしょう。よく聞かれる質問には「あなたにとってサービス業のやりがいは何ですか」というものがあります。サービス業のやりがいは基本的にお客様からの感謝が挙げられますが、自分なりに分析して回答できるようにしておきましょう。

製造業

モノづくりの製造業では、工場の現場で細かい精密作業やコンベア作業など「集中力を持続させて行うことができるか」いうことをみられています。また、長く勤めることでスキルが向上する業界でもありますので、面接官はすぐに辞められることを懸念しています。配置転換も多い業界ともいえますので、「部署間の移動があっても大丈夫か」といった質問が多くなりますので、前向きな回答を用意しておきましょう。

業種について

営業職

営業は企業の顔です。自社を代表して外部へ訪問するわけですから、自社製品(サービス)の知識が深くないといけません。面接官はどれだけ事前に自社のことを理解できているかという情報リサーチ力をみており、質問事項にも「弊社の特徴を挙げてください」と聞かれることがあります。面接官はありきたりな回答を望んでいません。かなり把握していないと難しい質問といえますので、リサーチはしっかりと行うようにしておきましょう。

接客・販売

小売や飲食店のサービス業において、接客対応というのは高いスキルが求められます。面接の時点で言葉遣いや視線をみられており、姿勢や手の置き方にも注視されています。サービス業の社員というのは、即戦力を期待されるケースが多いものです。少し意地悪な質問をされることも多く、「お客様から商品に髪の毛が入っているというクレームがありました。あなたはどうやって対応しますか」といった具体案を要求されることもあります。このような場合、自身がお客様の立場となって満足することを対策案として説明することが望まれています。

宅配・セールスドライバー

人手不足が続くトラックなどの宅配・セールスドライバーでは、再配達などの過重労働で社会問題にもなっています。面接官はただ配達するだけでなく、効率よく配達できる考え方や、自ら企画して自社の利益につながるようなセールスドライバーを求めています。面接官には人柄や笑顔、元気があるかなどをみられています。質問事項には「企画などを立案して自ら収益を上げるドライバーとしてやっていけそうですか」といった内容が聞かれますので、前向きに取り組む姿勢を持っていきましょう。

コラム 非正規社員の面接では面接官に正社員への熱い思いを伝える

転職を考えるときに、入社していきなり正社員に登用されるかといえば、そうでもありません。正社員は募集しておらず、非正規社員で実績を積んでからでないと、正社員に登用されないケースもあります。そのために、非正規社員の募集で転職を検討している人も少なくありません。非正規社員の面接では、正社員と違った心得があるのでしょうか。

基本的な作業は正社員と同じことが多い場合もある非正規社員ですが、企業側が何を懸念しているかというと、離職率の高さです。正社員と違って責任感を伴わない人材も多く、いくら正社員を目指している人がいても、非正規社員はみんな同じだろうという印象を持たれてしまっています。

面接官は、「応募者に何か問題があって正社員になれずに、非正規社員を目指しているのだろう」という疑問があります。これは「責任感から逃れたい」、「一度休むとズルズルと引きずる可能性がある」、「人間関係でトラブルが多い」などといったマイナスイメージを先行して持たれているからです。このような背景から、非正規社員の面接では仕事がある程度長続き出来そうか、健康状態に問題はなさそうか、協調性があるかといった面がみられています。

では、非正規社員の面接では必ずマイナス評価になるのでしょうか。実はそうではありません。面接官は非正規社員から正社員になり、現場の第一線で活躍している社員を多くみています。契約社員や期間工などの非正規社員から正社員を目指すなら、前職の経験を活かして貢献し、早い期間で正社員になれるように明確なビジョンを持って面接に臨んでください

面接官の印象に強く残るためには、正社員への熱い思い、意欲を伝えるようにしましょう。