求人情報が多すぎて困る薬剤師

薬剤師の失敗しない求人探し方法と事前確認すべき重要なポイント2つ

転職サイト名
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1位 薬キャリ
時給3,000
年収800万円
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3位 ファルマスタッフ 時給2,000円
年収730万円
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※薬剤師転職サイトは、薬剤師資格取得済みの人のみ登録可能です。

1.薬剤師の求人数はどのくらいあるの?

―都道府県別でみる薬剤師の求人数

以下のデータをご覧ください。薬剤師の求人は都市部はもちろん、地方にも多く存在しており、地域によって求人情報はかなり違います。さらに薬剤師は人手不足が深刻なので仕事を選べる売り手市場です。つまり、全国どこでも仕事が見つかり、企業としても「のどから手が出るほど欲しがる存在」といえます。だからこそ薬剤師は、自分の好きなスタイル、好きな職場でキャリアを積みやすいのです。

【都道府県別 平均求人数】
都道府県名 平均求人
北海道 7,764
青森 1,160
岩手 1,523
宮城 3,462
秋田 952
山形 1,527
福島 2,425
茨城 4,180
栃木 2,403
群馬 2,388
埼玉 12,022
千葉 9,937
東京 33,490
神奈川 23,932
新潟 2,535
富山 1,610
石川 1,751
福井 870
山梨 1,772
長野 1,950
岐阜 3,111
静岡 5,607
愛知 11,473
三重 2,506
滋賀 2,282
京都 4,333
大阪 17,818
兵庫 10,220
奈良 1,923
和歌山 915
鳥取 563
島根 844
岡山 2,481
広島 4,685
山口 1,671
徳島 874
香川 1,272
愛媛 1,469
高知 10,227
福岡 1,278
佐賀 1,278
長崎 1,527
熊本 2,319
大分 1,093
宮崎 1,093
鹿児島 1,958
沖縄 1,413
合計平均 255,017

※(リクナビ・マイナビを含む)転職サイト大手紹介会社3社の求人数をもとに算出

2.薬剤師の求人が多すぎて何が良い求人かわからない!

-自分に合った求人とは「何か?」を知ることから始めよう

いざ薬剤師の求人を探そうとしても、求人数が多いためどれが良い求人なのか判断に迷ってしまいます。まずは薬剤師の雇用形態や活躍できる職場を見たうえで、職場に求める条件をチェックしていきましょう。

-STEP①雇用形態・職場を決める

あなたは薬剤師としてどんな働き方を希望していますか?求人を探す前に自分がどんな働き方をしたいのか、どれくらいの給与を求めるのか、大切なことを明確にしたうえで仕事を探すと、スムーズに転職活動を進められるでしょう。
たとえば、ママ薬剤師であれば勤務時間に融通がきくパート勤務を希望する、年収重視の働き方なら正社員で働く、といった具合です。自分が重視したいポイント、ゆずれないポイントを明確にしておくことが転職活動の第一歩です。

-どんな雇用形態があるの?

ここで、改めて雇用形態の種類についてまとめてみましょう。
薬剤師の雇用形態はおもに【正社員】【派遣社員】【アルバイト・パート】の3つがあげられます。
たとえアルバイトであっても一定時間勤務することが決まっていれば、条件によっては社会保険に加入できたり、福利厚生の利用も可能です。
それぞれの雇用形態について、メリットやデメリット、どんな方が向いているかを紹介します。あなたに合った雇用形態を見つけてください。

【正社員】

直接雇い主と無期限の雇用契約を結んで働きます。

メリット

・収入が安定する
・契約期間に関する心配をする必要がない
・責任ある仕事などもまかせられる

デメリット

・組織の決定には従わなければならない
・仕事内容や部署、働く場所を自由に選べない
・拘束時間が長く、時間外勤務が多い

向いている人

・人付き合いが得意な人
・一歩引いて全体を見ることができる人
・言われたことを正確に理解し、忠実に遂行できる人

向いていない人

・他人に構わず自己主張する人
・個人プレーが好きな人
・仕事よりもプライベートを充実させたい人

【派遣社員】

派遣会社と有期雇用契約を結び、派遣先が指定する職場で働きます。給与や賞与、福利厚生の交渉は派遣会社と行います。

メリット

・いろいろな職場で仕事を経験できる
・比較的時間に融通が利き、プライベートの時間を確保しやすい
・時給が高い

デメリット

・契約満了のたびに転職しなければならない
・あまり責任のある仕事はまかせてもらえない
・派遣会社によって賞与や福利厚生の基準がまちまち

向いている人

・プライベートの時間をしっかり確保したい人
・さまざまな職場でキャリアを積みたい人
・ライフステージに合わせて仕事を調整したい人

向いていない人

・生涯安定した収入を求める人
・ひとつの職場でしっかり経験を積みたい人
・向上心を高く持ち、勉強し続けるのが苦手な人

【アルバイト・パート】

直接雇い主と無期限の雇用契約を結んで働きます。ただし正社員とは異なり、月間労働時間に制限があります。労働基準法でいうパートタイマーの定義は、下記のいずれかにあてはまる人をいいます。
・1週間の労働時間が35時間以内の人
・1日または1週間の所定労働時間が、事業所内の一般労働者より短い人

メリット

・扶養内勤務、短時間勤務など自由な働き方ができる
・家庭と仕事の両立がしやすい
・サポート的な仕事から始められるので、ブランクがあっても働きやすい

デメリット

・給与が低い
・人間関係を築くのに時間がかかることも
・責任ある仕事をまかせてもらえない

向いている人

・子育て中、介護中の人
・前職から5年以上のブランクがある人
・自分のペースで復職したい人

向いていない人

・高収入を求める人
・キャリアアップしたい人
・周囲とうまくコミュニケーションを取ろうとする姿勢がない人 

-どんな職場があるの?

雇用形態のイメージができたのなら、次は職場選びです。
薬剤師の資格を活かして働く場合、大きく分けて病院・調剤薬局・ドラッグストア・製薬会社という4つの職場があります。それぞれの特徴をみていきましょう。

病院

・正社員登用が多い
・拘束時間が長く給与が高い
・仕事内容が多岐に渡るため、ブランクは好まれない
・県立病院や総合病院、私立病院によって若干雇用形態は違う。
・託児施設を設置するなど、女性が働きやすい環境を整えている施設が増えている

調剤薬局

・正社員やパートなどの勤務形態があり、希望に合わせて柔軟に働ける
・大手調剤薬局・大手調剤薬局チェーン店舗など場所によって調剤業務形態が変わることが多い。
・調剤業務が中心で、多少ブランクがあっても問題がない
・調剤とは関連のない薬局業務が発生することもある

ドラッグストア

・勤務時間に融通がきく
・パート労働者の求人が多い
・業務の多くは接客やレジ応対など
・調剤業務のブランクがあってもほとんど問題ない
・調剤併設薬局を備える場合に薬剤師を置く必要があるため、新しいドラックストアができた場合求人がある。

製薬会社

・正社員・派遣社員としての求人が多い
・部署や仕事によって勤務時間などが異なる
・一年を通して残業のある職場が多い
・英語や薬事関連法の理解など専門的スキルが求められるため、給与が高い

-STEP②絶対に譲れない3つの条件を明確化しよう

雇用形態や職場についてイメージができたら、転職に際して具体的に自分が譲れない条件を明確にしましょう。年収や働きやすさなど「絶対に譲れない条件」を3つほど決めておくと、求人情報を見比べる際にもスムーズに判断することができます。
その条件の例を以下に詳しく挙げました。自分に照らし合わせてチェックしてください。

-年収

■高年収(年収600万円以上)

転職で年収アップを考えている方は、まずは自分のこれまでのキャリアを次の職場でどんな風に活かせるのかを考えてみましょう。企業が求めるものはさまざまなので、求人情報や企業のウェブサイトなどをよく読み研究しましょう。
薬剤師でもまったく未経験の職種への転職は、難しいケースもあるかもしれません。どうしても転職したい場合は、入社後3~6か月で一定の成果を出すことを条件にすると受け入れてもらえる場合もあります。

■定期昇給あり

定期昇給を希望される転職者の方は多いですが、そもそも定期昇給をしている職場自体が少ないのが現状です。仮に定期昇給のある企業でも「一定の基準を達成したときのみ」という条件付きの定期昇給制度をとっています。気になる方は昇給制度や昇給率、査定の基準などについて面接で話しておきましょう。
面接時の条件を遵守させたいのであれば、雇用契約書へその旨を記載してもらうよう交渉することも必要です。

-勤務・通勤時間

■定時退社

全員が19時に退社できるのは、17時くらいで営業が終了する調剤薬局くらいでしょう。スタッフが充実していて忙しくない職場であれば、自分だけは19時に退社するといったことも可能でしょう。

■残業なし

残業がまったくない職場はほとんどありません。どうしても残業したくないということであれば、残業がない派遣やパート、アルバイトとして働くとよいでしょう。

■年間休日120日以上

現実的に厳しい条件です。一部の調剤薬局、製薬会社では年間休日数が多いケースもあり、今後は増えてくる可能性もありますが、それほど潤沢に休みが取れないのが現状です。

■有給休暇の取得を推奨している

人手不足の職場が多いため、有給取得を推奨する職場は夢の話というのが現実です。人材に余裕があったり、ワークライフバランスの充実をアピールしている職場であれば望みはあります。

■駅から徒歩5分以内

製薬会社や調剤薬局、ドラッグストアなどを選ぶと、比較的駅から近い職場が多いです。最近では駅の近くにある病院は診療のみのところが多く、薬の処方は近隣のドラッグストアを活用しているケースが多いです。

■土日休み

土日を完全に休みたい場合は製薬会社で働くか、派遣として働くのがよいでしょう。しかし製薬会社の場合は、少なからず休日出勤の可能性があります。絶対に土日祝休みは取りたい、ということであれば派遣で条件を絞って探しましょう。

-働きやすさ

■アットホーム

アットホームな職場で働きたい方は、地場企業の調剤薬局やドラッグストア、病院を探しましょう。ただし「アットホーム」というと聞こえは良いですが、現実はプライベートがない状態と紙一重です。自分のテリトリーに無断で侵入されるのが嫌な方、職場の人とは表面的な付き合いしかしたくない方には基本的に向かない職場です。自分の性格や人との距離の取り方に合わせて選ぶようにしましょう。

■一人薬剤師

個人経営の調剤薬局や、小規模のドラッグストアなどを中心に探すと、薬剤師が一人しかいない職場が見つかるかもしれません。しかし売上のために通常の薬剤師業務とは異なる仕事を兼任することもあります。たとえば高齢者宅の訪問などです。そのため一人薬剤師は多忙になることもある、ということを理解しておきましょう。

■大手薬局・ドラッグストア(50店舗以上)

調剤薬局やドラッグストアを中心に求人を探すといいでしょう。正社員で入社する場合、転居をともなう異動を命じられる可能性もあるので、家族とはよく相談しておく方がスムーズです。

■新規オープン

新規オープンの求人にこだわるなら、働きたいエリアの情報収集をしっかり行いましょう。調剤薬局かドラッグストア等を集中的に探してみましょう。

■一人当たりの処方箋数30枚/日以下

ドラッグストアや調剤薬局で繁盛してないところがおすすめ。処方箋を扱いたくないのであれば製薬会社も選択肢に含めましょう。しかし調剤薬局や処方箋を扱うドラッグストアであれば、インフルエンザ流行期や花粉症対策期などの繁忙期があります。この時期は30枚以下とも言っていられないのが現状です。
処方箋の扱いや調剤に苦手意識のある方は、それ以外の自分の強みを活かして製薬会社やCRAやCRCなど薬剤師資格を活かす働き方もあります。

-スキルを活かす・キャリアアップ

■総合科目

総合科目は薬剤師にとってスキルアップにつながります。しっかり経験を積んでキャリアアップしたい薬剤師や、ベテラン薬剤師にはやりがいを感じられる職場だと言えます。勉強は業務外に行うことが多いため大変ですが、人材育成や管理職など組織での昇進につながるスキルも多く得られます。

■在宅医療

薬剤師として在宅医療に関わりたいなら、調剤薬局や介護施設を運営する医療法人などを中心に探すとよいでしょう。在宅医療の対象となる方の多くは高齢者ですから、仕事内容としては薬の飲み忘れの確認や薬量の調整、飲み方の指導が中心となります。薬剤師一人で成り立つ仕事ではないですが、需要は高まっています。転職を考えるなら薬剤師として在宅医療をどうしていきたいのかなど具体的なビジョンがあるといいでしょう。

■管理薬剤師

管理薬剤師の仕事内容としては、保険調剤業務や薬歴管理、服薬指導などの一般薬剤師が行う業務全般を行うというよりは、医療品の在庫管理や従業員の監督をすることになります。1ヵ所に1人ずつとされ、管理薬剤師になるためには、これといった資格はいりませんが、3年以上の実務経験が必要です。

■漢方

漢方の処方は医師の考え方に左右されます。薬剤師が患者に診断を下すことはできないので、漢方を中心とした処方を提案することはできても医師の許可がないと処方することはできません。そのため漢方は自助努力の一環と考えましょう。また、漢方に関する知識は独立を考える方にとっても役立つでしょう。

■独立支援制度あり

薬剤師としてキャリアを積んで独立したいと考えているなら、経営攻勢をかけて勢いのあるドラックストアや調剤薬局がおすすめです。いざ独立するときにフランチャイズチェーンや店長などの道がひらけます。また、独立前に一度新規オープン店の店長などで立ち上げから軌道に乗るまでの一連の流れを経験しておくことは後々大変役に立ちます。

-家庭と両立

■産休・育休実績あり

「産休・育休の実績アリ」とうたう職場については、面接の際によく相談しておくといいでしょう。実際にどのくらいの日数取得できたのか、その間職場からのサポートはあったのかなど、実際に取得した方に話が聞けるよう相談してみるのもおすすめです。薬剤師の場合、多かれ少なかれ産休・育休の取得はなされていることが多いですが、問題は日数です。希望通りに取得できるのか、人手不足が理由で短縮されるのかなど、ご自身の希望と合うかすり合わせておく必要があります。

■店舗異動なし

当初は自宅近くの職場であっても、勤め先によっては店舗異動を命じられることもあります。これはママ薬剤師にとっては一大事です。正社員として働いている場合は会社が配慮してくれることを望むしかありませんが、パートやアルバイト、派遣で働いているなら「店舗移動は難しい」と相談しておきましょう。
どうしても異動を受け入れなければいけない場合は、時給アップや通勤手当、土日祝日完全休みなどの条件をつけるのもいいでしょう。

■託児所あり

現状としては託児付き求人を探すのは大変難しいのですが、可能性がゼロではなく応相談となるでしょう。探す場合は病院が有力です。

■ヘルプ体制充実

ヘルプ体制の内容は企業によって異なります。まずは何を「ヘルプ体制」と指しているのかしっかり確認しましょう。勤務体制に関するヘルプや研修体制に関するヘルプなど、人によって求めるものは違うでしょうが、基本的には「自分でどうにかする」という姿勢を忘れないでください。

-未経験・ブランク・高齢

■未経験可

未経験者歓迎とうたう職場でも、年齢的な問題はあります。調剤未経験の30代でも、調剤業務のある職場へ転職できる可能性はあります。一方で、40代ともなると調剤業務のある職場への転職はなかなか難しいケースもあります。
未経験の職種へ転職するなら、できるだけ早い方が良いです。年齢やキャリアを積んでいる場合、その業務をなぜやりたいのか、企業のビジョンに合わせて柔軟に対応できる人物であるか、コミュニケーション能力が高いかなどチェックされる条件が増え、厳しくなる場合もあります。

■充実した研修制度

研修制度は職場によってさまざまです。仕事に関する資格を取得すれば金一封を出すだけで「研修制度充実!」とうたっている企業もあります。最近は「オンライン研修」などを用意し、利用するかどうかは職員にまかせているところも多いです。結局は本人の意識に対する評価という面が強いので、勉強意欲の高い方にはありがたい制度でしょう。

■60歳以上歓迎

定年前後の薬剤師の再雇用という形で、調剤薬局やドラッグストアで時々募集しています。企業側の狙いとしては、即戦力というよりもイメージアップの意味合いが強いようです。難しい仕事よりも簡単な仕事をお願いされるケースが多いようです。

まとめ

転職においては誰もが譲れない条件を持っていると思います。本当にその条件でいいのか、今一度よく考えてみましょう。この選択を誤ると転職を繰り返さなければならなくなります。初めての転職でよくわからないという方は、まずは下記のポイントを考えてみましょう。

・どんな人生を過ごしたいのか
・仕事を通じてなにを成し遂げたいのか
・どのくらいの収入がほしいのか

働き方、仕事内容、待遇、人間関係など、すべて良しという職場はめったにありません。社会人は、どこかで妥協しながら働いているものです。今回ご紹介したポイントを参考に、自分の人生設計から譲れない条件を導くことが理想の職場を探すことにつながります。

3,自分の条件に合った求人を探すベストな方法とは?

求人情報を探すなら転職サイトをうまく活用しましょう。転職口コミサイトを検索するといい加減な情報が多いですが、薬剤師に特化した転職サイトなので、一般人材紹介コンサルタントよりも情報を持ち、求人情報誌やハローワークでも見つからない非公開求人などが豊富に掲載されているので、自分に合った仕事と出合う確率がぐんと高くなります。また、登録することで、情報掲載日前の新着求人情報を担当クライアントからもらうことができ効率的に転職活動を進めることができます。

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