女性研究職薬剤師の将来性

【2016年版】薬剤師に将来性はあるか…?薬剤師が「余る」時代に生き残るためのヒント

薬剤師という仕事は、今後どうなっていくのでしょうか? 何年も「薬剤師不足」の時代は続いており、需要は高いように見えますが、それは真実なのでしょうか?

また、薬剤師としての自分の将来像が描けず、なんとなく不安だったり、これからどうしていけばいいのか、将来性が見えないという方もいることでしょう。

このページでは、薬剤師の置かれる現状について触れながら、薬剤師の将来性について考えていきます。

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1.薬剤師は不足している?それとも余っている?

薬剤師関連の雑誌やWebサイトで「薬剤師不足」という文字を見かけることも多くなりました。それは本当のことなのでしょうか。正直なところ、それは正しいとはいえません。

というのも、薬剤師資格を保有する人はむしろ飽和状態で余っているといってもよいほどです。

6年制がスタートしてから、大学の定員数は1万4千人に増加しました。それに対し、新卒の薬剤師需要は約4千人です。

単純に考えても、この段階で薬剤師数は1万人過剰であることがわかります。これは、薬剤師が「余っている」ことを裏付けるもっとも説得力のある事実といえるでしょう。

薬剤師が余っているのに、なぜ求人は多い?

それでも求人情報を多く見かけるのは、医療機関で「人材を育てる」という土壌が整っていないことが一因として挙げられます。多くの医療機関で「人が育たないから、即戦力となる人材を採用しよう」というスタンスを持っているのです。

人材育成に力を注ぐ病院や企業も増えてきていますが、まだまだ体制の整備には時間がかかるはずです。最低でも3~5年、一人前以上になるためにはそれ以上の時間がかかります。

「薬剤師不足」の本当の意味は?

上記の話をまとめると、世間で騒がれている薬剤師不足というのは、正しく言えば「しっかりとした教育を受け、確かな能力を持った薬剤師が不足している」ということです。

そこから導き出される事実は、「いくら薬剤師の求人が多いからと言っても、能力を持たない薬剤師は必要とされず、生き残れない」ということです。

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2.10年後、薬剤師の需要はどうなっている?

続いて、薬剤師の10年後の展望をみていきましょう。

かつて、薬剤師になるための教育制度が6年制にシフトしたタイミングで、一時的に薬剤師不足となりました。さらに、高齢化による在宅介護のニーズの高まりから薬剤師需要が高まっていることも事実です。

この薬剤師の就職状況は、今後10年ほど続くと考えられます。しかし、だから安心というわけではありません。上の項目で述べた「いくら薬剤師の求人が多いからと言っても、能力を持たない薬剤師は必要とされず、生き残れない」という言葉を思い出してください。

「テクニシャン制度」という黒船が薬剤師の仕事を変える?

前述のとおり、薬剤師の高需要は今後も続くと考えられます。その一方で、薬剤師の仕事をおびやかすかもしれない「テクニシャン制度」について紹介します。

欧米では、薬剤師免許を持たない「テクニシャン」と呼ばれる人たちが調剤作業に携わっています。薬剤師の後方支援者として文字通り手足となり、薬剤のピッキングや事務業務を行います。

このテクニシャンの存在によって、薬剤師は患者への服薬指導や医師とのコミュニケーション)などに集中できるのです。

もしも、このテクニシャン制度が日本でも導入されることとなれば、今現在日本で薬剤師が行っている業務の一部を手放すことになります。

そうなると、より高度な知識や経験を身につけ、患者に手厚いアフターフォローのできる薬剤師しか生き残れない可能性も出てきます。やはり、薬剤師は「より高い能力」が求められるということになります。

3.能力・価値、そして将来性がある薬剤師になるには?

繰り返しになりますが、将来的に生き残ることができるのは「能力を持った薬剤師」です。さらにいうと、「自分にしかない強みを活かせる薬剤師」です。

現状維持で今の仕事をなんとなく続けるのではなく、自分に“付加価値”を付けておく必要があるのです。特に価値が高いと思われるキャリアの一例を挙げます。

英語力

大学病院や専門病院などでは、外国人医師と関わる機会もあるでしょう。外国人医師は、処方せんに関して薬剤師の意見を求めることがあります。

また、患者にも外国人が多いため、服薬指導のときに英語が必要になります。今のうち率先して英語学習を進めておいて損はありません。

在宅医療についての知識

高齢化が本格化した日本では、現在、在宅医療へのシフトが進んでいます。

今後そのスピードが上がることも見込まれるため、“かかりつけ医”ならぬ“かかりつけ薬剤師”として地域に根付いた接客、健康相談、情報提供ができるようになっておきたいものです。

在宅医療に関する知識を深めたいなら、緩和ケアに強い病院、もしくはその病院と提携している調剤薬局で経験を積むことが近道です。コミュニケーション能力も求められますので、メンタルケアについての知識を得ておくことも大切です。

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4.今の職場で「能力」や「強み」を獲得できるか

ここまで、薬剤師として「自分ならではの能力を獲得する」ことの必要性について説明しました。しかし、あなたが今働いている職場は、そんな能力を獲得できる職場でしょうか?以下のポイントから、もう一度考えてみてください。

  1. 他の薬剤師にはない、プラスアルファの能力(キャリア)が獲得できるか?
  2. 今後の年収アップが期待できるか?
  3. 薬剤師としての将来性を、その職場に捧げることは本望か?

1を軸に考えつつ、2,3にかんしてもしっかり考えて見ることが必要です。もし、今の職場では難しいかもと考えるなら、転職をすることをおすすめします。

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5.職場ごとにみる、将来性とデメリット

薬剤師業界全体の将来性・展望について見てきましたが、ここでは職場ごとの薬剤師として獲得できる立ち位置・将来性について説明します。転職を考えるなら、自分が描く将来性との共通点があるか、ぜひ参考にしてください。また、職場のメリット・デメリットにも触れています。

調剤薬局

【将来性】
・地元の患者の健康を支え続ける存在になれる
・かかりつけ薬剤師として頼ってもらえる
【デメリット】
・仕事の内容が単調になりがち
・ルーティンワークが苦痛となることも

ドラッグストア

【将来性】
・様々な業務から、広い経験を積むことができる
・コミュニケーション能力を磨くことができる
【デメリット】
・薬剤師本来の業務割合が少ない。

病院

【将来性】
・日常業務をこなしながら、管理薬剤師などの資格取得によって役職アップを目指せる
【デメリット】
・多忙な勤務先の場合、将来的に体力がもたないと感じる場合も

コラム:給与が伸びる職場は?

将来性、メリットデメリットの観点から各職場を選ぶことはとても大事なことです。一方で、気になるのは「収入面」ですよね。そこで、給与が伸びる職場、伸びない職場について紹介します。

給与が伸びる職場は、ドラッグストアです。もはや商業施設として巨大なマーケットを形成しており、多くの企業が高い利益を得ていることが理由です。

逆に給与が伸びないと考えられる職場は病院です。本格的な医療費削減の波を受け、そのしわ寄せは職員にかかってくることが予想されるからです。この先好転すれば良いのですが、今のところその兆しは見られません。

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6.薬剤師専門の転職エージェントはあなたの相談相手です

薬剤師の将来性は、決して明るいものではないかもしれません。しかし、これまで説明してきたことをまとめれば、もっとも重要なのは「自分自身が描くビジョン」という答えに行き着くはずです。

「自分ははこんな薬剤師になりたい!」というビジョンがはっきりしていればスキルも自然と身につき、必要とされる薬剤師になれるでしょう。

しかし、それは簡単なことではありません。まずは転職を成功させる必要があります。そのためには「薬剤師専門の転職エージェント」に相談してください。

あなたのビジョンを実現するためのの職場を紹介してくれるでしょう。それだけではなく、今後の薬剤師の展望や将来性についても、プロの視点からしっかりアドバイスをくれるでしょう。それに基づき「確かな企業」を紹介してくれるでしょう。

気軽な相談も受け付けてくれますから、今すぐにでも登録することをおすすめします。

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