薬剤師の仕事業務内容を紹介する女性

調剤だけじゃない!薬剤師の「多様な」仕事内容を職種別に徹底紹介

薬剤師が活躍する職場は調剤室だけではありません。薬のプロフェッショナルとして、製薬会社や病棟など、様々な場所で活躍しています。

このページでは薬剤師の仕事内容を職場別に紹介しています。今の仕事にマンネリを感じていたり、ほかの職場に興味がある薬剤師はぜひお読みください。薬剤師として新しい可能性が見つかるかもしれません。

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1.調剤薬局で働く薬剤師の仕事内容とやりがい

やはり、薬剤師の職場といえば「調剤薬局」です。おさらいのような形にはなりますが、まずは調剤薬局薬剤師の仕事内容についてみていきましょう。仕事内容は主に4つです。

調剤薬局で働く薬剤師の仕事内容

調剤

言うまでもありませんが、調剤は「処方せんに基づき薬を調剤する」業務です。基本的に調剤薬局ではこの業務がメインになります。

また、一人の薬剤師が処理できる処方せんは1日40枚と決まっていますが、中には人手不足のために40枚以上処理せざるを得ない状況となってしまっている薬局も多くあります。

処方せんの監査

「処方せんの監査」とは、患者さんから持ち込まれた処方せんの不備や、お薬手帳を確認して重複服用がないかなどをチェックする業務です。もし不備があった場合は医師に疑義照会を行います。

服薬指導

服薬指導とは、患者に対して服薬の指導を行う業務です。薬の飲み方や効能の説明が主です。この際、患者から副作用や制限事項について質問を受けることが多いので、薬剤に関する確かな知識を有している必要があります。薬剤師の腕の見せ所とも言える業務ですね。

薬歴管理

患者の服用履歴を管理する業務です。お薬手帳などへの記入なども含まれます。薬歴をしっかり管理することで、危険な重複投与などを防止することができます。これも薬剤師ならではの大変重要な仕事です。

患者が短期間に複数の病院に通っている場合などは特に注意が必要となるでしょう。

今後は「在宅医療」の仕事が増えてくる

この4つの業務に加え、今後は高齢化にともなって在宅医療に携わる薬局が増えていくことでしょう。具体的に見込まれる仕事としては

  1. 飲み合わせや服薬状況の確認
  2. 副作用発現状況の観察

などが予想されます。
薬剤師が在宅医療に携わることによって、在宅の現場でもより安全に、正しい方法で薬を服用できる患者が増えるのです。薬のプロフェッショナルとして価値を発揮できるシーンが広がったという見方もできます。

医師や看護師でなく、「薬剤師だからこそこの問題に気が付いた」という場面も増え、薬剤師から医師への処方提案もよりやりやすくなるでしょう。

調剤薬局勤務の薬剤師が感じる、仕事のやりがいは?

調剤薬局で働く薬剤師はどんなことにやりがいを感じるのでしょうか?

  1. 患者と信頼関係を築くことができたとき
  2. 患者からお礼を言われる
  3. 患者の病気の回復経過を見届けることができる
  4. 患者から頼りにされる

やはり患者さんと直接コミュニケーションをとれるということは調剤薬局勤務の大きなメリットのようですね。
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2.ドラッグストアで働く薬剤師の仕事内容とやりがい

続いてはドラッグストア薬剤師をみていきましょう。仕事内容は主に以下の3つです。

  1. OTC医薬品の提案・販売、お客さんからの相談対応
  2. 品出しやレジ打ちなどの店舗雑務
  3. 調剤・服薬指導(調剤併設型のみ)

薬の販売は「昨日から熱っぽいから薬が欲しい」「最近下痢が続いていて…」など相談に訪れた客に対して、適切なOTC医薬品やサプリメントをすすめ、販売することです。

ドラッグストアは「気軽に健康についての相談ができる場」として、地域の生活者のセルフメディケーションを推進する大きな役割を担っているのです。

2つ目は店舗の雑務です。POPを作成したり、商品を棚に陳列したり、店内を掃除したり…と言った内容です。ドラッグストアで働く薬剤師の中には、「調剤薬局と比較すると、薬剤師としての専門的業務は少ない」と感じてしまう薬剤師も数多くいるのが現実です。「ペーパー薬剤師」として雇われているだけで、仕事内容は他のバイトやパートとほとんど変わらないといったケースも多いようです。

3つ目の「調剤・服薬指導」は調剤併設型ドラッグストアのみの業務です。主な仕事内容は調剤薬局と同じですが、忙しい店舗業務の合間を縫って調剤業務をこなさなければいけないため、多忙を極めるケースが多いようです。

ドラッグストア勤務の薬剤師が感じる、仕事のやりがいやメリットは?

一見、雑務が多く魅力がないように思われるドラッグ薬剤師ですが、どのような点にやりがいを感じるのでしょうか?

  1. 患者さんの症状に合わせ、薬剤師自身の判断でOTC薬を選んであげられる
  2. 薬に関することを色々と相談してもらえる。頼りにされる
  3. 色々な医師の調剤を経験することができる
  4. OTC、処方薬を問わず副作用や飲み合わせに関する知識が増える
  5. 経営に関する知識も学べる

ドラッグストアで働く場合、薬剤師としての仕事が少ないというデメリットはありますが、調剤薬局では決して学びえない幅広い知識を習得することができます。

ドラッグストア薬剤師の働き方は、店舗の方針、薬剤師の人数によって大きく異なります。ドラッグストアへの転職の場合には、店舗の実情をしっかり把握している転職エージェントへの相談を強くおすすめします。
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3.病院で働く薬剤師の仕事内容とやりがい

次に、病院薬剤師の仕事について説明します。病院の場合、急性期病院と慢性期病院で薬剤師の役割は少し異なります。

急性期病院の主な仕事内容

  1. 投薬
  2. 服薬指導
  3. 医薬品管理
  4. 医薬品情報管理
  5. 混合薬剤調整
  6. 治療方針会議への出席
  7. 抗がん剤投与
  8. 手術への立ち会い(頻度はあまり多くない)

1~3までは他の職場や慢性期病院でも行いますが、5~8は急性期病院独特の仕事内容といえます。

急性期病院の「混合薬剤調整」とは、病院内で薬を製剤することです。市販されている薬のままでは使用できない場合など、現場の患者さん個々人の医療的ニーズに応じた製剤を行います。

治療方針会議への出席や抗がん投与など、急性期病院では患者さんの生死を左右する現場へ関与する機会も多くあります。

慢性期病院の主な仕事内容

  1. 投薬
  2. 服薬指導
  3. 医薬品管理
  4. 医薬品情報管理
  5. 患者のカウンセリング

慢性期病院では、急性期病院と比較すると比較的長いスパンで患者さんと接することが求められます。それにともない、カウンセリングをはじめとした業務が発生します。

病院勤務の薬剤師が感じる、仕事のやりがいやメリットは?

病院薬剤師は、一体どのようなやりがいを感じながら仕事にあたっているのでしょうか。

イレギュラーを多数経験できる

急性期病院では、通常の病院やクリニックでは処置できない患者が多数来院します。日頃の対応においても専門的な知識や経験が必要となります。

また、対応以外にも災害時に、被災地での医療活動などに従事できるので、仕事の幅は格段に広がります。

プレゼンテーション力(発信力)が上る

急性期病院などでは、患者ごとにチームを組み治療にあたるケースも多いです。当然「報連相」は大切にされています。これを負担に感じる方もいるかもしれませんが、各分野の専門家とディスカッションする機会も多く論理的かつ、明確に話すスキルが身に付きます。

国指定特定難病(難病未指定のものなども含めて)に関する知識、処置方法等が身に付く

風邪や腹痛など、一般的な疾患や症状ではなく、治療が困難な特定疾患などの知識を身に付けることができます。薬剤師として明確なスキルアップが可能になるでしょう。

がん治療に携われる

抗がん剤投与のペース、効果などの知識が身につきます。日本ではがん患者が今増加しているので「がん専門薬剤師」は注目され、需要も高まっています。

臨機応変な適応力が身につく

慢性期病院勤務の薬剤師は、医師によって決まった調薬パターンが中心ですが、急性期病院勤務の薬剤師はレギュラーなケースが多く、先を読んで行動する事が求められます。

病院の仕事内容は多岐に渡り、さらにいえば「死」と隣り合わせの環境です。過酷ではありますが、ほかの職場では得られないような貴重な経験ができるでしょう。
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4.製薬会社・企業で働く薬剤師の仕事内容とやりがい

製薬会社をはじめとした「企業」は、薬剤師としては「レア」な職場と思われるかもしれません。

しかし、決してそのようなことはなく、薬剤師の力を必要としている製薬会社・企業は数多く存在します。どんな仕事をするのかイメージがつかないという方のために、具体的な仕事内容について紹介します。

【CRA】製薬メーカー側の治験担当(総合プロデューサー的な役割)

新薬開発に欠かせない「治験」に関する仕事です。治験を実施する病院を選定し、医師と契約したり、治験薬交付、被験者登録促進、報告書作成、有事事象対応などを担当します。病院関係者、医師とのやり取りがメインとなります。

医療機関に協力をお願いする立場として、しっかりプロジェクトのかじ取りをする必要があります。当然マネジメント力、控えめなリーダーシップ力が必要です。

【CRC】

新薬の開発において、臨床試験を製薬会社から受託し、医薬品開発を支援するビジネスです。製薬会社を支援するポジションです。

医療機関で行われる治験をスムーズに進める、いわば現場担当のような役割を担います。治験準備、被験者への説明、現場の支援、依頼者(製薬会社)フォロー対応などが主な仕事です。

医療の知識がない被験者と接する機会が多いので、だれにでもわかりやすい言葉で説明する力が必要です。

【品質管理】

試験結果の集計と報告資料の作成、原材料の科学試験、試験結果で異常だったものに関しての要因分析や担当部署への改善提案を行います。製品や原料に関して基準に基づいているのか、検証を行ったり、原料や製薬の試験を担当します。

【品質保証】

新薬の開発に関する幅広い意味でのかじ取りをする仕事です。原材料の選択、製造必要機械の選定、完成までのスケジュール管理、作業工程のチェックを担当します。

【MR】

医薬情報担当者(Medical Representatives)は、担当エリアの病院や薬局を回って自社の薬の営業活動を行い、その薬の適正な使用に向けて様々な情報を医療従事者に提供することが主な業務です。薬学部出身でない者がMRになることも多いですが、薬剤師の場合はその専門知識を活かしたよる高度な情報提供が求められます。また、医薬品を実際に使用した臨床現場の情報を自社に持ち帰るという役割も担っています。

【DI】医薬品情報(Drug Information)

医薬品の情報管理をする仕事で、薬剤師の資格が必要です。医薬品の開発過程から服用までのあらゆる局面において必要とされ、情報を必要とする人に対して提供する役割です。

日々提供される膨大な医薬品情報の収集・分類・整理・管理を行い、必要に応じて外部の医療機関や研究機関などへ提供します。

【卸(おろし)】

製薬会社から薬を仕入れ、販売店(病院)に卸す仕事です。一般的な医薬品はもちろんですが、麻薬や向精神薬、毒薬などは法律でその流通や取り扱いが厳しく規制がかけられています。

自社だけではなく、得意先に関する情報管理も重要な仕事となります。病院や薬局の薬剤師は法律の専門家ではありませんので、意図せずとも違法な取引が行われるリスクがともないます。それを防ぐためにも徹底した管理を行い、必要があれば行政側に解釈を問い合わせることもあります。

【管理薬剤師】

製薬会社の本社や支社では、営業活動用に自社の薬を保管しているため、管理薬剤師が必ず在籍しています。一つの営業所に、複数の管理薬剤師が勤務していることが一般的です。

仕事内容は、薬剤の在庫管理といった一般的な管理薬剤師の業務に加え、DI業務、医者や看護師からの問い合わせへの対応業務が中心です。行政機関に提出する書類作成や文書の保管など、営業事務を担当することもあります。

また、製薬会社の本社で働く管理薬剤師は、新しく開発された医薬品の製品情報(効能・副作用・扱い方など)をMRに対して指導する、MR教育担当業務を任される場合もあります。支社勤務の場合は、本社へのエスカレーション対応(MRから上がってくる副作用情報を集約し、本社へ報告する)が業務に含まれます。

製薬会社・企業勤務の薬剤師が感じる、仕事のやりがいやメリットは?

製薬会社・企業で働く薬剤師はどんなことにやりがいを感じるのでしょうか。

  1. 自社の薬で患者を救うことができる
  2. 薬の最前線で働ける
  3. 新薬の開発成功や国から開発の認可が下りたとき(開発職)
  4. 医師と信頼関係を築くことができたとき(MR)

上記のように製薬会社には薬剤師が働くフィールドが広く用意されています。より詳しく製薬会社・企業で働く薬剤師について知りたいなら、「製薬会社・企業で働く薬剤師の仕事内容と年収の詳細、求人を探す裏技」の記事もあわせてご覧ください。
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5.公務員薬剤師の仕事内容とやりがい

薬剤師の中には公務員として働く薬剤師もいます。主な仕事内容としては以下のようなものがあります。

【公立、国立病院】

一般的な病院と仕事内容は変わらず、調剤が主な業務です。
※公立病院の薬剤師は、公務員試験の受験が必要な場合と不要な場合があります。一般に都道府県立の病院は、公務員試験の合格が求められ、市町村立の病院では直接採用のケースがあるようです。

【都道府県庁】

都道府県庁でも多くの薬剤師が勤務しています。主な業務はメーカーなどへの監査によって事前に事故を防いだり、適切な手段・手順で製造販売されているかを確認することです。

【保健所】

保健所は保健福祉事務所、保健福祉センター、健康福祉センターなど自治体により施設の呼称は異なりますが、ここにも薬剤師が保健所薬剤師として勤務しています。薬剤に関する業務以外にも、環境衛生や食品安全まで多くの業務に関わり、住民の生活をサポートします。

ほかにも衛生研究所や消費生活センター、麻薬取締官なども公務員薬剤師として働くフィールドになります。

公務員薬剤師については「公務員薬剤師になるために最低限知っておくべきコト一覧」に詳しく書かれているので、あわせてご覧ください。

6.老健で働く薬剤師の仕事内容

最後に、珍しい薬剤師の職種とその仕事内容をご紹介します。

【老健】

老人保健施設で働く薬剤師です。リハビリから終末医療、訪問介護まで様々な形態の業務をまかされます。当然、高齢の患者が対象となるため、服薬指導を何度も繰り返したり、薬の飲み忘れがないような工夫も必要になってきます。

【クリニック】

クリニックとは病床がゼロで入院施設(病棟)を持たない、もしくは病床が19以下の診療所を指します。薬剤師の業務としては、服薬指導だけでなく、個々の患者さんのオーダーメイドによるサプリメントや漢方薬処方、そして保険適応外の軟膏などの製剤業務などです。漢方一辺倒の知識ではなく、サプリメントから栄養管理まで様々な分野の勉強をしていく必要があります。

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いかがでしたか?このように現代の薬剤師には非常に幅広い役割が期待されるようになりました。期待される役割は今後さらに広がっていくことでしょう。逆に言うと、幅広い知見を持っていない薬剤師は生き残っていくのが厳しくなっていくかもしれませんね。

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