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薬剤師にも英語が必要なグローバル時代!さて薬剤師はどうする?

外国人居住者・旅行者が増え続けている日本。それにともない、日常の生活の中で、そして仕事中にも英語力が必要とされるシーンが増えてきました。薬剤師も例外ではありません。「外国人患者が薬局に来て、説明にとまどってしまった…」という例は今後どんどん増えてくるでしょう。薬剤師にも英語力が求められる時代は、すぐそこまで来ているのです。そんな中で、薬剤師は「英語」とどのように向き合えばいいのでしょう?また「英語を使って仕事がしたい!」という方に向けては、英語をフルに使った薬剤師の職場も紹介します。
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1.そもそも薬剤師に英語は必要か

今後は英語が必要と言われても、実感がわかない薬剤師もいるでしょう。その根拠についてみていきましょう。

薬剤師の外国人対応の実態

以下のグラフは、全国の調剤薬局で外国人対応を経験したことのある薬剤師408人に向け、アンケートを行った結果をまとめたものです。このデータから、薬局にやってくる外国人患者の多さをうかがい知ることができます。

【外国人患者の来客頻度】

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引用元:一般社団法人くすりの適正使用協議会 栗原理ら、第10回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会大会、名古屋、2016年5月、O-9

外国人対応の経験がある薬剤師のうち約54%は、月1回以上のペースで外国人患者の来局対応をしていることがわかります。さらに約9%は、なんと月10回以上というハイペースで外国人患者の対応をしています。
つまり外国人患者の対応は、日常的なものになりつつあるのです。しかし、現在の調剤薬局では、外国人対応スタッフがまったく足りていません。それを証明するのが以下のデータです。

【外国語に対応するスタッフの有無】

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引用元:一般社団法人くすりの適正使用協議会 栗原理ら、第10回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会大会、名古屋、2016年5月、O-9

外国人の来局が増え続ける中で、「外国語に対応できるスタッフがいない」と答えた薬剤師は、約8割近くを占めています。
では、現場で働く薬剤師はどのような気持ちなのでしょう?当然不安はあると思われますが…。

【外国人患者への対応に不安を感じることはありますか?】

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引用元:一般社団法人くすりの適正使用協議会 栗原理ら、第10回日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会大会、名古屋、2016年5月、O-9

このように、87.8%の薬剤師が外国人患者への対応に不安を感じていることが分かります。
以上のデータをまとめると、外国人患者に対応できる薬局は、現在ほとんど存在しないと言っても過言ではありません。しかし、前述の通り日本では外国人旅行者が増え続けています。さらに、東京オリンピックの開催なども大きな起爆剤となり、地方であろうと外国人と接する機会はさらに増えるでしょう。
そんな時代を迎えるにあたり、いま薬剤師ができることはもちろん「英語力」です。薬剤師と英語の関係について、さらに詳しくみていきましょう。

2.今の職場でも英語は必要?

外国人が増えるとはいえ、自分の職場にはおそらく来ないだろうと考えていませんか?この項目では薬剤師の職場別に、英語の必要性についてみていきます。

・ドラッグストア

ドラッグストアは、市販薬以外にも、品質の良い化粧品や健康食品などが多く並び、外国人観光客にとっては魅力的なスポットです。当然、そこで働く薬剤師もある程度の英会話が必要とされます。特に中国や韓国の訪日客は、幼い頃から英語を学び、自国以外では英語を使うことがほとんどです。当然、日本でも英語を使うでしょう。日本の薬剤師は、韓国語や中国語がわからないのは仕方がないとしても、せめて英語でのやり取りはできるようにしたいですね。

・調剤薬局

調剤薬局を訪れる外国人はドラッグストアとは異なり、日本在住の人が多いようです。当然基本的な日本語は理解できるはずですが、薬やその服用方法などについて理解するのは苦労するはずです。さらに最近では訪日外国人が増えていますから、急な体調不良などで調剤薬局を訪れるケースも増えるでしょう。
薬局で働く薬剤師も日常会話のみならず、薬の説明程度はできた方が安心です。また、薬に関する情報を英語で伝えるのは難しい場合もあるので、英語の注意書きを渡すなどしておくと親切です。

・病院

病院の場合、突然のけがや事故、体調不良にみまわれた外国人が来院する可能性があります。看護師や医師は英会話ができる人ばかりではありませんので、英会話ができる薬剤師は大変重宝されるでしょう
外国人患者に対し、完璧に対応できる病院はそれほど多くありません。だからこそ、英語スキルのある薬剤師の存在は際立つでしょう。

3.外国人の多い地域では、英語は避けて通れません!

2020年の東京オリンピックが決定し、日本では外国人観光客がさらに増えることが予見されています。日本政府観光局は、2016年の訪日外国人旅行者が前年比21.8%増の2403万人だったと発表しました。 この増加数は驚異的ともいえる結果です。
あなたの街でも外国人を見かける機会が増えたのではないでしょうか。

最近では京都や東京、金沢などの有名観光地のみならず、近隣エリアである地方都市を訪れる外国人も増えてきました。接客業の人は、誰もが外国人観光客と接する可能性があるのです
かつてはホテルマンや客室乗務員など、一部の業種のみ必須だった英会話。時代は変わり、販売員や薬剤師、病院関係者などでも英会話スキルが必須となる時代がすぐそこまで来ています。

4.英語が苦手な人でもなんとかなる!

薬剤師のなかには、英語がどうしても苦手という人もいるでしょう。学生時代に英語が不得意で、今でも苦手意識がぬぐえない…。そんな人は「今後、薬剤師も英語が必要になる」と聞いて困惑しているかもしれません。
しかし、ここはひとつ気持ちを切り替えてみませんか?
英語が必要と言っても、英語を完璧にマスターしなければならないというわけではないのです。日頃の調剤風景を思い出してください。会話の内容はだいぶ限定されているはずです。「本日はどうされましたか?」「このお薬を食後にお飲みください」「このお薬は症状が出た時にお飲みください」「お会計は○○円です」「お大事にどうぞ」など、ほぼパターンは決まっているはず。つまり、覚えなければならない英語はそこまで多くないのです
今後英語を勉強するにしても、最大の敵は自分の英語能力ではなく「苦手意識」と考えてください。英語は自分の可能性を広げるものです。
生涯学習などでお年寄りが「まっさら」な状態から英語を学習し、海外旅行を楽しめるまでになったという例も珍しくありません。
以上のことから「英語が苦手な人でもなんとでもなる!」と断言できるのです。

5.英語の勉強は「百利」あって一害なし!

薬剤師が学ぶ英会話は、ビジネス英会話とメディカル英語が中心となります。普段の仕事や勉強も忙しいのに、そんなの学ぶ時間はないよと思う人も多いでしょう。それでもビジネス英会話とメディカル英会話をマスターしておくと、薬剤師としての仕事の幅がぐんと広がります。また、その英会話を活かして医療翻訳の仕事などもできるので、転職などにも有利になります。
実際の実務で英語を使用する機会は少なくとも、海外の先進的な治療技術、薬学などの分野に関する論文を読み込むこともできます。周囲の薬剤師よりも圧倒的な知識を身に着けるチャンスです。これから薬剤師として、キャリアを磨きたいと思っている人にとって、お大きなきっかけがつかめるかもしれませんね。

6.英語が苦手な薬剤師のための勉強方法

とは言え、英語に苦手意識を持っている薬剤いも多いはず。本当に必要に迫られない限り英会話を学ぶ気にはならないでしょう。そんな人でも楽しく学べる英会話の勉強方法をご紹介します。

・オンライン英会話

英会話教室に通う時間がないという人は、Skypeなどインターネットを使って好きな場所で好きな時間にネイティブスピーカーと会話をしながら学べるオンライン英会話がおすすめです。受講料も手頃で、運営会社によっては対応時間も長いためスケジュールに合わせて受講できます。

・英会話スクール

留学や出張などに向け、短時間でしっかりマスターしたいという人には英会話スクールがおすすめです。実際に教室に通って講師に会って本場の英語を学べます。さらに受講生同士横のつながりもできるので楽しいですし、実践的な英会話をマスターできます。

・英会話カフェ

英会話スクールより気軽な雰囲気の中、ビジネス的な会話もフランクな会話も自由に楽しむめます。まったく英語がわからない状態でも、続けていくうちに簡単なコミュニケーションがとれるようになります。
好きな話ができるので、堅苦しい英会話が苦手な人は、英会話カフェがおすすめです。

・英会話教材

コツコツと一人でも努力を続けることができるタイプなら、英会話教材を使った学習がおすすめです。最近の英会話教材は、ドラマや映画を使うなどして楽しく学べますし、人気が高まりつつあります。絶妙な言い回しなど、多彩なバリエーションが学べるので表現の幅が広がります。

・プライベートレッスン

最近では、プライベートの英会話レッスンを行う外国人も増えています。友人からの紹介、FacebookやリンクトインなどのSNSを通じて交流が始まり、レッスンをお願いするという流れもあるようです。友達感覚でレッスンしたい、まずは英語に慣れたいという人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

・書籍で学ぶ

英会話をスムーズに学ぶなら、基礎である文法や語彙力を増やす努力も大切です。上記でご紹介した方法は実践方式が多いので、その後に書籍や問題集などを使って文法などを学ぶ方法がおすすめです。会話以外の英文メールなどにも応用できます。

7.せっかく頑張った英語を使いたい!英語力をフルに活かせる職場は?

1.製薬企業でこそ、英語力はフルに発揮される!

日々の業務で英語を多用する職場はダントツで製薬会社です。最近はTOEIC700点以上を採用基準とする企業も増えています。
具体的な英語活用シーンは、日本で開発した医薬品の海外展開、海外の新薬などを輸入し販売する際などです。また最近では、外資系製薬会社も多く、M&Aによる吸収合併や経営統合なども増えてきました。そうなれば社内公用語が英語とされる可能性も高まります。

このように薬剤師は、製薬企業をはじめとする企業でも英語力を生かして活躍できます。しかし、「企業薬剤師」といっても仕事の内容は様々です。英語力が生かせる代表的な仕事を紹介します。

・学術担当

学術の主な仕事はDI業務です。DIとはDrag informationのことで、薬の副作用や、処方に関する事など様々な医薬品の情報収集を行います。

英語が必要となる場面は?:業務のすべてに英語が必要なわけではありませんが、海外の症例報告論文を読んだり、英語で書かれたガイドラインを読む機会が多いでしょう。企業にもよりますが、話すことよりも「読み、意訳する」機会が多いので、文法や語彙力などが求められます。
薬事申請時のメディカルライティング業務には専門用語を知っておく必要もあります。

・MR

MRの仕事は、自社の医薬品の特徴を病院や医師に説明することで販売促進につなげる「営業」の仕事です。また、医薬品が正しく使われるための情報を医師やコメディカルに提供します。

英語が必要となる場面は?:結論から言いますと、業務上英語が使えなくても問題ありません。しかし、業務に必要な情報を取得するのに英語が使えると周囲のMR達より有利になるでしょう。なぜなら、ドクターに喜ばれる最新の情報は基本的に英語で書かれていることがほとんどだからです。また医療業界のトレンドや最新情報も英語で発信されることが多く、日本語でのガイドラインが出される頃には過去のものとなってくることも珍しくなくなりました。
自分自身のMRとしての価値を高め、クライアントである医師にも喜んでもらいたらなら英語力は必須なのです。

・CRO

CROは製薬会社が医薬品開発のために行う治験業務を受託代行する会社のことです。
主な業務は下記の通りです。

①CRA

モニター業務とも呼ばれ、治験契約、モニタリング業務、症例報告書のチェック、回収などを行います。医療機関とコンタクトを取り治験を進めていくものです。

②DM

症例の管理業務、CRAの症例のデータ分析なども行います。

③QC

治験の品質管理業務。治験実施計画書に基づき進められているかをチェックする役割です。

④安全性管理

医薬品に関する有害事象や副作用などの情報収集、評価報告などを行います。

英語が必要となる場面は?

国際共同治験やジェネリック医薬品などを含めた新薬開発が盛んなため、英語を使用するシーンは大変多いです。電話応対や会議、ミーティング、メールなど日常の仕事のあらゆるシーンで英語が必要です。しかし、ネイティブな英語が必須というわけではなく、基本的な英語の読み書きから始めて少しずつ成長していくイメージです。安全性管理業務などは、TOEIC850以上など高度な英語スキルが求められますが、業務を通じて身に着ける人がほとんどです

2.製薬企業で必要とされる英語力は?

それなりに英語ができるようになったけど、製薬企業を夢見る人にとってはまだまだ不安が大きいはず。自分の英語が通用するのか、どれくらいの英語力が必要とされるのか…。ここでは、製薬企業の「学術」「MR」で必要とされる英語力について説明します。

学術に求められる英語力
学術には、主に英語の「読み書き力」が求められます。業務的に海外の症例論文を読むことも多いので、会話よりも読み書きが必要になのです。重点的に語彙力を高める学習をおすすめします。

MRに求められる英語力
MRにはメディカル英語、リーディング、ライティング力が必要とされます。MRの主業務であるドクターへの情報提供はもちろん、自身の知識習得の際にこれらの能力を磨いておけば必ず役に立ちます。

8.英語がフル活用できる職場は、転職サイトで探す

上記からみてもわかるように、英語力を生かして活躍できるフィールドは沢山あります。またメディカル英会話やビジネス英会話ができれば、仕事の幅は海外にまで広がります。

上達の秘訣は、仕事などで絶対使わなければならない環境に身を置くことだとも言われています。学生時代に英語が得意で英語を使う仕事に憧れている薬剤師や、今からでもメディカル英会話を学ぼうと考えている薬剤師は、ぜひ、上記でご紹介した仕事に転職する事も検討してはいかがでしょうか。

薬剤師として英語を活用して仕事をする職種は専門的なものも多いので、転職サイトを有効活用して仕事探すと効率的に仕事を探すことができます。
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