高収入の理由

医師が高収入の理由とは

2014年度の厚生労働省の調査によりますと、医師の平均年収は1143万円と報告されています。数ある多くの職業の中でも、とりわけ高い報酬を誇ります。なぜ医者は高収入なのでしょうか、その理由を解明します。

医師の高収入の理由は需給の関係によるもの?

医師の資格は、病院や医療センターなどの医療機関においてのみ必要とされているのではありません。一般企業で働く人々の健康を管理する「産業医」の需要や、製薬会社・保険会社などの企業では医療専門家としての需要もあり、今後もますます必要とされる職業の一つと言っても過言ではないでしょう。
ですが、介護士や看護師などの医療関係者の仕事も、需要が高くこれからの時代も需要が増えるだろうと予測される職業です。「需要」という観点から見ると同じ条件であるはずですが、これらの職業は医師ほどの高い給与は支払われていません。また、命を預かるという「重要度」も、看護職・介護職は医師と同じと言えますが、年収には大きな隔たりがあります。この給与格差は何からくるのでしょうか。

医師の仕事は大きな責任を伴う激務

国家資格を持った勤務者が各自責任を持って勤務することにおいては、医師も看護師も変わりありません。ですが、患者に対する投薬や治療行為は、医師が自分の経験と知識によって判断し、行っていくものです。例えば、病棟において、看護師には医師が処方した薬を与薬するという責任がありますが、医師は処方すると言う大元の責任があるのです。
大きな責任を持つことだけが、医師の高い平均給与につながっているのではありません。病床がある医療機関や、救急受け入れのある国公立病院・民間病院では、看護師は二交代制もしくは三交代制で勤務に当たります。ですが、医師は絶対数が少ない割に需要が多い職業ですので、各病院ともに十分な人員を確保できているとは言い難く、1人の医師が日勤業務を終えてそのまま当直に入ったり、当直を終えて日勤業務を行ったりすることも頻繁にあります。
もちろん、夜間に入院患者に急変が起こったり救急患者が搬送されてきたりした場合は、対応に当たります。当直と言っても医療行為を行う場合も多く、医師は常に神経を研ぎ澄ましている必要があるのです。このような激務に対する代償が、医師の給与に反映されているのです。
それ以外にも、24時間体制で医師は医療機関にいなくてはならないので、夜勤や当直などのアルバイトも数多く存在します。それらの需要にも対応しなくてはならないので、ほとんどの勤務医が不規則な生活を送らなくてはならないのが現状です。実際に、医師の6割以上が常勤の仕事以外に非常勤の仕事を兼業しており、医師の需要の高さだけでなく医師の激務度合いがうかがい知れるのです。

転職のみで高収入の仕事に就くことは可能か

2013年に日経メディカルオンラインが実施した実態調査によりますと、平均年齢45.6歳の勤務医の4割以上が現在の給与に満足していないということが報告されています。「不満を持つ」と答えた人の平均年収が1355万円、「非常に不満を持つ」と答えた人の平均年収が1318万円と、他の職業と比較するとかなりの高収入にもかかわらず満足できていないのは、医師と言う仕事のハードさを示していると言えるでしょう。
他の職業についても言えることですが、忙しさやそれに見合った給与であるか等は、職場によって大きな違いがあります。平均年収程度でも忙しさや労働条件によっては納得ができる職場もありますし、平均よりかなり高額の病院給与を支給されても条件やハードさによっては納得ができない職場もあるでしょう。
労働条件とお金の双方に納得ができる職場に転職することを考えてみるのも、大切なことなのです。

非公開求人情報には公開求人よりも高収入の求人があるのか

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