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製薬会社の薬剤師は高年収?仕事内容の詳細と求人を探す裏ワザ

薬剤師の職場というと調剤薬局やドラッグストアが主ですが、近年「企業薬剤師」という働き方が注目を集めています。薬のスペシャリストである薬剤師が、その知識を生かして製薬会社で新薬の開発に携わる、国に申請を行う、薬を病院に売りこむなど、企業薬剤師の仕事はとてもやりがいのある内容です。薬が生まれ、患者さんに届けられるまでの流れの中で、より「上流」で仕事をできることも大きな魅力でしょう。しかし、企業薬剤師についてしっかりイメージできる薬剤師はまだまだ少ないようです。このページでは企業薬剤師の仕事内容や年収、内定を勝ち取るコツなどについても詳しく説明します。製薬企業の薬剤師求人を探してみる

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1.詳しく知りたい!企業の薬剤師の代表的な7職種別の業務内容

企業薬剤師と一口にいっても、その職種は様々です。まずはそれらについてみていきましょう。

  1. 研究職
  2. 社会に貢献。世に存在していない薬を開発するなら。

  3. 開発職
  4. 新薬を人が使えるものに。安全性や有能性を確かめる。

  5. 治験コーディネーター
  6. 新薬開発動向を把握。臨床試験に欠かせない業務。

  7. 管理薬剤師
  8. 薬品と薬剤師をマネジメント。

  9. MR
  10. 努力が成果に直結!薬の知識を最大限に発揮する営業職。

  11. 学術/DI
  12. 薬に関する情報を収集や管理。医薬品情報のスペシャリスト

  13. 薬事
  14. ライティングスキル必須。新薬の申請を行う

  15. 企業内診療所の薬剤師
  16. 一般企業の薬剤師。製薬会社や薬局と違う雰囲気で働くなら

【研究職】新薬を開発

研究職の仕事は、目的の作用を持つ物質を探索、合成し、その物質を薬として効果が発揮できる性質になるよう研究することです。効果だけでなく安全性や保存性も考慮し、世に存在しない新しい薬を生み出します。日本では、1つの薬ができるまでに10年以上の期間と200億~300憶円の費用がかかると言われています。莫大な費用と期間がかかるため、薬剤師の研究職が活躍する場は大手の製薬会社と考えていいでしょう。病位に苦しむ患者のために新薬を開発するという仕事ですから、研究職に就くのは非常に狭き門ですが、社会的な意義はもちろん、薬剤師として大きなやりがいを得られる仕事です。仕事を通じて大きな成果を出してみたいという方におすすめです。
新薬の開発を1からするのが研究職ですが、開発職とは異なります。開発職については次の項目を見てみましょう。

【開発職】新薬の安全性や有能性を確かめる

開発職の仕事内容は、研究から上がってきた新薬を、人に使用し、安全性や保存性などを確認をすることです。医薬品の開発に欠かせない「薬の有効性や安全性を調べる臨床試験」である治験を担当する仕事です。法律で決められた試験のもと、専門家による検討や審査にもとづいて効果を確かめます。開発担当者になると薬剤師としての高い能力と専門性、語学力の知識なども必要になるハイレベルな職種といえるでしょう。

【治験コーディネーター(CRC)】臨床試験の業務をサポート

医療機関に新しい治験を紹介したり、治験が始まってから終わるまで、医師や患者をサポートすることで薬の開発に貢献します。治験をする新薬に関わる部門との連絡や調整、資料作成などの事務的業務など、治験開始前から開始後まで業務を全般的にサポートします。新薬に触れる機会が多いため、動向を知れるのが魅力的ですね。
治験被験者や関連部門の薬剤師や専門家、医師などと連携して業務を行うので、コミュニケーション能力も必要と言えます。

【管理薬剤師】薬の品質を管理

薬品を扱う場所では1拠点につき1人、管理薬剤師の常駐が必須となっています。企業などに常駐し、監督官庁などの行政対応や、薬品の品質管理を担う、いわば製薬会社においての薬の責任者です。
また、管理薬剤師の求人に共通する特徴として「土日休み」「長期休暇がとりやすい」といった好待遇の企業が多いという薬剤師にはうれしいポイントもあります。

【MR】医薬品の営業を担当

MRは比較的知名度も高く、医療機関での就業経験がある薬剤師ならご存知の職種かと思います。
MRの仕事は、医薬品やそれに付随する医療機器などの情報をドクターに提供し、患者さんが薬をより安全で正しく使用できるように貢献することです。また、医薬品卸売事業など製薬会社の営業をすることです。
当然、医薬品の専門的な知識や倫理性、また営業力やコミュニケーションスキルが必要になります。
また、企業の一部では教育研修充実を図り、トータルな技術を身につけるためMR研修を行っているところもあります。一定期間の研修を経た後にはMR認定資格を取得することもできます。

【学術・DI】医薬品情報のスペシャリスト

薬剤師、医師、自社MR、一般の方に、安全情報や関連文献などの医薬品情報を伝える仕事です。薬の情報に関しての源のような存在です。医薬品情報のスペシャリストといえるポジションを担うことになります。医師や薬局に営業に行くMRなどからの質問に受け答えしなければいけないので、正しい最新の情報を収集しておく必要があります。
薬事申請業務と同様に、英文の文献を読むこともあるため、専門用語の習得と、ビジネスレベルの英語力が必要です。

【薬事】新薬の申請を行う

新薬の開発に欠かせない薬事申請業務(医薬品、医療機器、OTC・化粧品、医薬部外品)を担当します。
社内や関連会社からのデータ収集、申請資料の翻訳、添付文書の作成など、主に書類に向き合う仕事といえるでしょう。法律、基準、規制、ガイドライン類に沿って書類を作成しなければならないため、幅広い知識とライティングスキルが必要と言えます。薬事申請の仕事は英語で書類を作成することも多く、ビジネスレベルの英語力や専門用語を習得する必要があります。英語を会議で英語での受け答えができることも重要です。

【企業内診療所の薬剤師】社員の健康を守る

大手企業になると、会社内に診療所を設置するケースがあります。その診療所で薬剤師として調剤業務にあたります。特に製薬会社などで働くというわけではなく、一般企業の診療所で働くことになります。そういう意味では、上記で紹介している職種とは毛色が異なります。

→上記の企業薬剤師の業務内容や求人について詳しく知りたい方はこちら

2.薬剤師が製薬企業で働くメリット

続いては、薬剤師が活躍する企業の代表格といえる「製薬会社」にスポットをあて、そこで働くメリット・デメリットについてみていきます。

製薬会社で働く5つのメリット

  1. 年収が高めで会社も安定しているため、将来の心配が少ない
  2. 調剤薬局やドラッグストアにくらべて待遇が良い
  3. 福利厚生や職場環境がしっかりしている
  4. 対人スキル・コミュニケーション能力が身につく
  5. 最先端の薬事に関する知識が学べる

これら5つのメリットのうち、前半の3つのメリットを端的に表すと「安定・安心」ということになるでしょう。企業ならではの堅実な経営で、安定感は抜群です。また、企業によっては未経験者のための企業内研修、女性薬剤師の場合は産休・育休の整備など男女問わず結婚や出産後、ブランク明けでも勤務を続けてキャリアをのばせます。

さらに、大手企業の多くは土日祝日休みで、ゴールデンウィークやお盆休みも暦通り、もしくはそれ以上の長期休暇を取ることが可能です。家庭との両立はもちろん、プライベートを充実させることも可能です。これは、土曜日や大型連休でも出勤する調剤薬局やドラッグストア勤務と大きく異なるポイントです。

また、職場環境に関しては男性薬剤師が多いのが特徴です。製薬会社で働く薬剤師の男女比率は、男性:女性=7:3くらいです。女性にとっては働きやすい環境であると言えるでしょう。

企業では社内の交流もさかんに行われ、自分の能力や適性に合わせて、様々なポジション・業務を経験することもできるでしょう。
これらのメリットを総括すると、小さな町の調剤薬局で働いていた薬剤師にとっては、カルチャーショックを受けるレベルの変化といえるでしょう。

一方、後半の2つのメリットを端的に表すと「成長・スキルアップ」ということになるでしょう。対人スキル・コミュニケーション能力が身につくのはMRの仕事です。MRは顧客の企業に対して薬自体やその用法の説明をする業務、薬品の販売業務を行います。

MRというと2つの業務の中でも販売業務のイメージが強いかと思いますが、実はそのようなことはありません。近年はMSが営業の販売業務を担っていて、MRは薬自体やその用法を説明する業務が主となっています。そのためMRは豊富な薬事の知識を生かして、顧客の企業と信頼関係を築き長くお付き合いしていくことが求められます。

製薬会社の研究開発職は、研究と開発職に分けられます。研究職は主に実験、開発職は主に観察、記録を行いますが、どちらの仕事も新薬の開発に携われるため、最先端の知識が身につきます。調剤にこそ関われないものの、薬事に関する知識が深まる研究開発職は非常に魅力的です。

しかし、製薬会社を含め薬剤師の企業勤務はかなりハードルが高いことで知られています。福利厚生、年収、仕事内容どれをとっても魅力的な職場であるため、当たり前といっては当たり前なのですが。企業薬剤師の求人を勝ち取ることは困難だと言えます。

ただ1つだけ企業薬剤師の求人を得る方法があるとすれば、それは転職サイトに登録してエージェントに求人を回してもらうことです。なぜ転職サイトに登録する必要があるのかというと、それは企業が欠員を埋めるやり方に関係します。企業は薬剤師の退職などで欠員が生じると、まず始めに転職サイトに求人を出します。転職サイトは、良質な人材を安定的に供給してくれる安心感があるからです。

企業求人はほぼ100%転職サイトで人が埋まってしまうので、世に出回ることはほとんどないわけです。脅しではなく、転職サイトに登録しないと求人を獲得する土俵にも立てないことになってしまいます。

したがって、「企業求人に強い大手の転職サイトに登録して(複数が望ましい)、エージェントに希望の条件を伝え、希望の求人が出回って来た時には仮押さえしてもらう」ことが、重要なのです。

それでもなかなか希望の求人に出会えないこともあります。製薬会社の求人は人気ですので、すぐに売り切れてしまうからです。そこで、転職に本腰を入れる前に、前もって転職サイトに登録しておき希望の求人に出会える可能性を高めておくのがポイントです。

転職サイトに登録すると、転職意欲を入力する項目があります。そこを「良い求人があれば転職したい」にしておくことで、好条件求人があればエージェントが仮置きしてくれます。希望求人に出会える確率を上げられるわけです。

企業求人に強い大手の転職サイトに複数登録することをお勧めしますが、その中でも薬キャリは医師など医療業界に精通したエムスリーが運営している薬剤師転職サイトです。したがって、製薬会社の職場環境やリアルな仕事内容などニッチな情報に精通しています。薬キャリに登録しておいて、転職活動を先取りするのも良いかもしれません。

3.薬剤師の職場別年収を比較

続いては、気になる年収についてみていきます。企業薬剤師の年収をほかの職場と比較してみましょう。
薬剤師の勤務先は大きく4つに分かれ、各年収目安は以下のようになります。

  1. 企業
    400~800万円以上
  2. ドラックストア
    400~700万円以上
  3. 調剤薬局
    400~650万円
  4. 病院
    400~650万円

企業に勤務する場合、最初のうちは一般病院の薬局勤務と大差なく、最初のうちは年収300万円台ということも珍しくありません。

ただし企業未経験で会社務めが初めての場合、仕事の出来により昇給には期待が持てます!企業未経験者の方でも実力次第では1000万円を超えることだって普通に見られます。

製薬会社の場合、研究職としての採用者数がやや少ないため、薬剤師資格を生かしてMR(営業職)に就くことが多くなります。収入は上記を見るように他の職場よりかなり高く、一般の製薬会社でも400~800万円以上、大手製薬会社となると30代で1000万円を稼ぐ薬剤師もいると言います。

4.未経験OK?企業薬剤師への転職を成功させるには?

ここまで、薬剤師が企業で働くことについて様々な視点から説明してきました。企業で働くということに興味を持った方もいると思いますが、同時に「企業で働いたことがない」ということに不安を感じている方もいるはずです。

人は「未経験」という言葉に不安を持つものですが、発想を変えてください。「未経験」とはいえ、薬剤師という資格は国家資格です。それが何よりの強みであり、支えになります。本当に企業で働きたいという気持ちを持っているなら、スタートラインに立っているのです。以下に、内定を勝ち取るコツを紹介します。ぜひ参考にしてください。

企業薬剤師を本気で目指すなら

企業への転職を実するために必要になるポイントを以下に挙げます。これらをしっかり押さえることができれば、企業薬剤師は決して狭き門ではありません。

マネジメント経験

企業薬剤師への転職で有利になる経験・スキルはマネジメント経験です。企業は社員数が多く、様々な人間がいるものです。ゆくゆくは人を育てるマネジメント能力が必要になりますから、入社時点で部下を持っていた経験などがあると選考に有利です。

また、どの企業でも「人材育成ができる管理職」が不足しているという現実もあり、そういった人材が重宝される傾向にあります。

薬剤師専門の転職サイトに登録する

薬剤師が企業を目指すのは狭き門ですが、それは自分一人の力で転職活動に臨む場合です。何ごとも、困難に立ち向かうときは「味方」が必要です。薬剤師が転職する場合、その味方とは転職サイトのエージェントです。そのメリットを以下に挙げます。

  1. 求人数が少ない企業求人を多く抱えており、それを紹介してくれる
  2. 一般には公開されない「非公開求人」も紹介してもらえる
  3. エージェントがプロの目で応募書類の添削、面接対策を行ってくれる
  4. 職場の雰囲気や働きやすさ、福利厚生なども教えてくれる
  5. 給与など待遇面の交渉を行ってくれる

企業への転職に少しでも興味をもった方は、転職サイトで情報を収集してみましょう。

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