年収1,000万!製薬会社の薬剤師、仕事内容8選と求人探しの裏技

薬剤師の職場というと調剤薬局やドラッグストアが主ですが、近年「企業薬剤師」という働き方が注目を集めています。しかし、企業薬剤師の具体的な仕事内容についてはイメージが沸かないことも少なくないようです。このページでは企業薬剤師の仕事内容や年収、内定を勝ち取るコツなどについて詳しく説明します。

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1.企業薬剤師の代表的な7職種の業務内容を紹介

「企業薬剤師」と一口にいっても、その職種は様々です。興味のある職種をクリックしてみましょう。

研究職 世に存在していない薬を開発。
開発職 新薬の安全性や有能性を確認。
治験コーディネーター 新薬開発動向を把握。臨床試験に欠かせない業務。
管理薬剤師 薬の品質管理。
MR 薬の知識を最大限に発揮する営業職。
学術・DI 薬に関する情報を収集や管理。医薬品情報のスペシャリスト
薬事 新薬の申請を行う。ライティングスキル必須。
企業内診療所の薬剤師 一般企業内での薬剤師業務。

【研究職】新薬を開発

研究職の仕事は、目的の作用を持つ物質を探索、合成し、その物質を薬として効果が発揮できる性質になるよう研究することです。効果だけでなく安全性や保存性も考慮し、世に存在しない新しい薬を生み出します。

日本では、1つの薬ができるまでに10年以上の期間と200億~300憶円の費用がかかると言われています。莫大な費用と期間がかかるため、薬剤師の研究職が活躍する場は大手の製薬会社と考えていいでしょう。

病気に苦しむ患者のために新薬を開発するという仕事ですから、研究職に就くのは非常に狭き門ですが、社会的な意義はもちろん、薬剤師として大きなやりがいを得られる仕事です。仕事を通じて大きな成果を出してみたいという方におすすめです。

新薬の開発を1からするのが研究職ですが、開発職とは異なります。開発職については次の項目を見てみましょう。

【開発職】新薬の安全性や有能性を確かめる

開発職の仕事内容は、研究から上がってきた新薬を人体に使用し、安全性や保存性などを確認することです。

医薬品の開発に欠かせない「薬の有効性や安全性を調べる臨床試験」である治験を担当する仕事です。法律で決められた試験のもと、専門家による検討や審査にもとづいて効果を確かめます。

開発担当者になると薬剤師としての高い能力と専門性、語学力の知識なども必要になるハイレベルな職種といえるでしょう。

【治験コーディネーター(CRC)】臨床試験の業務をサポート

医療機関に新しい治験を紹介したり、治験が始まってから終わるまで、医師や患者をサポートすることで薬の開発に貢献します。治験をする新薬に関わる部門との連絡や調整、資料作成などの事務的業務など、治験開始前から開始後まで業務を全般的にサポートします。新薬に触れる機会が多いため、動向を知れるのが魅力的ですね。

治験被験者や関連部門の薬剤師や専門家、医師などと連携して業務を行うので、コミュニケーション能力も必要と言えます。

【管理薬剤師】薬の品質を管理

薬品を扱う場所では1拠点につき1人、管理薬剤師の常駐が必須となっています。企業などに常駐し、監督官庁などの行政対応や、薬品の品質管理を担う、いわば製薬会社においての薬の責任者です。

また、管理薬剤師の求人に共通する特徴として「土日休み」「長期休暇がとりやすい」といった好待遇の企業が多いという薬剤師にはうれしいポイントもあります。

【MR】医薬品の営業を担当

MRの仕事は、医薬品やそれに付随する医療機器などの情報をドクターに提供し、患者さんが薬をより安全で正しく使用できるように貢献することです。また、医薬品卸売事業など製薬会社の営業を行います。

医薬品の専門的な知識や倫理性に加えて、営業力やコミュニケーションスキルが必要になります。また、企業の一部では教育研修充実を図り、トータルな技術を身につけるためMR研修を行っているところもあります。一定期間の研修を経た後にはMR認定資格を取得することもできます。

【学術・DI】医薬品情報のスペシャリスト

薬剤師、医師、自社MR、一般の方に、安全情報や関連文献などの医薬品情報を伝える仕事です。薬の情報に関しての源のような存在です。医薬品情報のスペシャリストといえるポジションを担うことになります。

医師や薬局に営業に行くMRなどからの質問に受け答えしなければいけないので、正しい最新の情報を収集しておく必要があります。

次項目の薬事申請業務と同様に、英文の文献を読むこともあるため、専門用語の習得と、ビジネスレベルの英語力が必要です。

【薬事】新薬の申請を行う

新薬の開発に欠かせない薬事申請業務(医薬品、医療機器、OTC・化粧品、医薬部外品)を担当します。社内や関連会社からのデータ収集、申請資料の翻訳、添付文書の作成など、主に書類に向き合う仕事といえるでしょう。

法律、基準、規制、ガイドライン類に沿って書類を作成しなければならないため、幅広い知識とライティングスキルが必要と言えます。薬事申請の仕事は英語で書類を作成することも多く、ビジネスレベルの英語力や専門用語を習得する必要があります。英語を会議で英語での受け答えができることも重要です。

【企業内診療所の薬剤師】社員の健康を守る

大手企業になると、会社内に診療所を設置するケースがあります。その診療所で薬剤師として調剤業務にあたります。特に製薬会社などで働くというわけではなく、一般企業の診療所で働くことになります。そういう意味では、上記で紹介している職種とは毛色が異なります。

2.【必見】薬剤師が製薬会社で働く4つのメリット

続いては、薬剤師が活躍する企業の代表格といえる「製薬会社」にスポットをあて、そこで働くメリット・デメリットについてみていきます。

製薬会社で働く4つのメリット

  • 年収が高めで会社も安定しているため、将来の心配が少ない
  • 調剤薬局やドラッグストアにくらべて待遇が良い
  • 福利厚生や職場環境がしっかりしている
  • 最先端の薬事に関する知識が学べる

製薬会社に勤めたいと思っている方は「安心・安定」な職場を求めているのではないでしょうか。企業ならではの堅実な経営で、安定感は抜群です。また、企業によっては未経験者のための企業内研修、女性薬剤師の場合は産休・育休の整備など、男女問わず結婚や出産後、ブランク明けでも勤務を続けてキャリアをのばせます。

さらに、大手企業の多くは土日祝日休みで、ゴールデンウィークやお盆休みも暦通り、もしくはそれ以上の長期休暇を取ることが可能です。家庭との両立はもちろん、プライベートを充実させることも可能です。これは、土曜日や大型連休でも出勤する調剤薬局やドラッグストア勤務と大きく異なるポイントです。

企業では社内の交流もさかんに行われ、自分の能力や適性に合わせて、様々なポジション・業務を経験することもできるでしょう。

これらのメリットを総括すると、小さな町の調剤薬局で働いていた薬剤師にとっては、カルチャーショックを受けるレベルの変化です。

一方、最新の薬事に触れる、もしくは自らが開発することになるので、圧倒的な「成長・スキルアップ」にも繋がります。

しかし、製薬会社を含め薬剤師の企業勤務はかなりハードルが高いことで知られています。福利厚生、年収、仕事内容どれをとっても魅力的な職場であるため、好条件の企業求人情報は目に触れる前に無くなってしまうことも多いようです。

ではどうすれば…?

企業薬剤師の求人を得る最も確率の高い方法として、転職サイトに登録してエージェントに求人(非公開)を回してもらうことを挙げたいと思います。なぜ転職サイトに登録する必要があるのかというと、それは企業が欠員を埋めるやり方に関係します。企業は薬剤師の退職などで欠員が生じると、まず始めに転職サイトに求人を出します。転職サイトは、良質な人材を安定的に供給してくれる安心感があるからです。

企業求人はほぼ100%転職サイトで人が埋まってしまうので、世に出回ることはほとんどありません。

したがって、「企業求人に強い大手の転職サイトに登録して(複数が望ましい)、エージェントに希望の条件を伝え、希望の求人が出回って来た時には仮押さえしてもらう」ことが、重要なのです。

それでもなかなか希望の求人に出会えないこともあります。製薬会社の求人は人気ですので、すぐに定員に達してしまうからです。そこで、転職に本腰を入れる前に、前もって転職サイトに登録しておき希望の求人に出会える可能性を高めておくのがポイントです。

転職サイトに登録すると、転職意欲を入力する項目があります。そこを「良い求人があれば転職したい」にしておくことで、好条件求人があればエージェントが仮置きしてくれます。希望求人に出会える確率を上げられるわけです。

企業求人に強い大手の転職サイトに複数登録することをお勧めしますが、その中でも薬キャリは医療業界に精通したエムスリーが運営している薬剤師専門の転職サイトですのでまずは薬キャリに登録してみるのがよいでしょう。製薬会社の職場環境やリアルな仕事内容などニッチな情報に精通しています。

3.企業の年収はやはり高い!薬剤師職場別年収比較

続いては、気になる年収についてみていきます。企業薬剤師の年収をほかの職場と比較してみましょう。

薬剤師の勤務先は大きく4つに分かれ、各年収目安は以下のようになります。

企業 400~800万円以上
ドラックストア 400~700万円以上
調剤薬局 400~650万円
病院 400~650万円

企業に勤務する場合、最初のうちは一般病院の薬局勤務と大差なく、最初のうちは年収300万円台ということも珍しくありません。

ただし企業未経験で会社務めが初めての場合、仕事の出来により昇給には期待が持てます!企業未経験者の方でも実力次第では1000万円を超えることもよく見られます。

製薬会社の場合、研究職としての採用者数がやや少ないため、薬剤師資格を生かしてMR(営業職)に就くことが多くなります。収入は上記を見るように他の職場よりかなり高く、一般の製薬会社でも400~800万円以上、大手製薬会社となると30代で1000万円を稼ぐ薬剤師もいると言います。

4.本気の覚悟が必要?未経験が企業薬剤師になるには

企業で働くということに興味を持った方もいると思いますが、同時に「企業で働いたことがない」ということに不安を感じている方もいらっしゃるかと思います。

ですが仮に「未経験」であったとしても、薬剤師は国家資格です。それだけですでにスタートラインに立っています。

以下に、内定を勝ち取るコツを紹介しますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

企業薬剤師を本気で目指すなら

企業への転職を実するために必要になるポイントを以下に挙げます。これらをしっかり押さえることができれば、企業薬剤師は決して狭き門ではありません。

マネジメント経験

企業薬剤師への転職で有利になる経験・スキルはマネジメント経験です。企業は社員数が多く、様々な人間がいるものです。ゆくゆくは人を育てるマネジメント能力が必要になりますから、入社時点で部下を持っていた経験などがあると選考に有利です。

また、どの企業でも「人材育成ができる管理職」が不足しているという現実もあり、そういった人材が重宝される傾向にあります。

薬剤師専門の転職サイトに登録する

薬剤師が企業を目指すのは狭き門ですが、それは自分一人の力で転職活動に臨む場合です。何ごとも、困難に立ち向かうときは「味方」が必要です。薬剤師が転職する場合、その味方とは転職サイトのエージェントです。そのメリットを以下に挙げます。

  • 求人数が少ない企業求人を多く抱えており、それを紹介してくれる
  • 一般には公開されない「非公開求人」も紹介してもらえる
  • エージェントがプロの目で応募書類の添削、面接対策を行ってくれる
  • 職場の雰囲気や働きやすさ、福利厚生なども教えてくれる
  • 給与など待遇面の交渉を行ってくれる

企業への転職に少しでも興味をもった方は、転職サイトで情報を収集してみましょう。

5.製薬会社の求人を探す裏ワザ詳細

製薬会社の求人の特徴として、ほとんどの企業が非公開求人として登録されている、もしくは企業名非公開になっています。将来性、年収の面で特に男性から人気で、応募が殺到するため、もしくは企業自体が採用活動の情報を極秘にしたいなどの理由があげられます。

月間約9万人が利用している日本最大級の薬剤師専門お仕事紹介サイト、薬キャリで「企業」の欄にチェックを入れると、公開求人だけでも419件の求人情報がでてきました。

以下は実際の求人案件になります。

年収1,000万を期待できる案件や、未経験歓迎の案件など、製薬会社勤務経験者、未経験者ともに応募できる案件が揃っていました。「キャリアアップしたい」「年収アップしたい」「将来の事も考えて企業で働きたい」「今の職場は理想の職場ではなかった」など、様々な理由があるかと思います。

下記のように登録フォーム上のコメント欄にて相談すれば、必ずあなたの希望に沿った「製薬会社」の求人情報が見つかるでしょう。

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