年収も福利厚生も最高クラス!企業薬剤師という「賢い」働き方

薬剤師の仕事といえば「薬局で調剤」のイメージが強いですが、薬剤師にはそれ以外にもできる仕事、働ける職場があります。それが製薬会社等の企業で働く「企業薬剤師」です。薬剤師が活躍する職場としては第一線といえる仕事です。しかし、薬剤師が企業で働く、ということをしっかりイメージできる薬剤師は少ないはず。このページでは、企業薬剤師の仕事内容やその実態、年収に至るまでを紹介します。企業薬剤師について知ることで、薬剤師としての可能性を広げてください。

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1.【意外】企業薬剤師の職種はこんなにあるの?

企業薬剤師と一口に言っても、その職種は様々。企業薬剤師に興味はあるけれど、一体どんな仕事をするのか、年収はいくらぐらいなのか、そもそも自分に向いているか、気になるポイントがたくさんありますよね。職種別にそれらの要素を紹介しますので、気になる職種をチェックしてください。

また、年収や「仕事の大変さ」を星印で表していますので参考にしてください。

管理薬剤師

製薬メーカーで医薬品の管理や、行政対応を担当。また、医師や薬剤師からの薬剤に関する問い合わせに対応します。

  • 仕事の大変さ:★★★☆☆
  • 向いている人:細かい性格、突き詰める事が好きな人
  • 年収:1200万〜

MR

医師や薬局に対して自社製品(薬剤)を売り込み、有効性などについて情報を提供する営業担当者。薬剤の説明は必須の能力なので、担当薬剤の知識は不可欠。

  • 仕事の大変さ:★★★★☆
  • 向いている人:コミュニケーション能力が高く、人の心をつかむのが得意な人
  • 年収:800万~1200万

研究

新薬を開発するため研究に研究を重ね、非臨床にて薬剤を開発する仕事です。非常に高度な知識が求められます。

  • 仕事の大変さ:★★★☆☆
  • 向いている人:物事の理由が気になる人
  • 年収:700万~

開発

上記の「研究」で開発した薬剤に対し、臨床試験を通じて安全性の確認を行う仕事です。外部の医薬品開発業務受託機関(CRO)と連携する場合もあります。「研究」と混同しがちですが仕事内容は全く異なります。

  • 仕事の大変さ:★★★☆☆
  • 向いている人:試行錯誤する事が苦にならない、我慢強い人
  • 年収:700万~

CRO(で働く薬剤師)

製薬メーカーから、新薬の臨床試験を請け負う会社です。そこでモニタリングや品質管理、メディカルライティングなどの仕事をこなします。

  • 仕事の大変さ:★★★★☆
  • 向いている人:気がきく人、世渡り上手な人
  • 年収:800万~

CRC

いわゆる「治験コーディネーター」です。被験者に説明するなどして、治験がスムーズに進行するよう調整します。

  • 仕事の大変さ:★★★★☆
  • 向いている人:病院関係者と上手に付き合える人
  • 年収:700万~

DI

「医薬品情報管理者」です。治験、臨床などから集まったデータを管理する、医薬品情報のエキスパートです。医師や薬剤師からの問い合わせに回答する場合もあります。

  • 仕事の大変さ:★★★☆☆
  • 向いている人:新しいものが好きな人
  • 年収:800万~

卸(で働く薬剤師)

製薬メーカーに薬剤を届ける卸において、薬剤師の情報収集を行ったり、営業への教育を行います。

  • 仕事の大変さ:★★★★☆
  • 向いている人:情熱をもって仕事にあたれる人
  • 年収:700万~

いかがでしょうか。企業で働く薬剤師の代表的な職種を紹介しましたが、興味のある職種はありましたか?続いては、企業で活躍する薬剤師がどのように働いているかをみていきましょう。

2.実際の企業薬剤師に聞いて分かった本当の働き方

製薬会社で働くとなると、調剤薬局やドラッグストアとは雰囲気も仕事内容も全く異なりますし、未知の世界と感じる方も多いはずです。そこで、実際に企業薬剤師として働いていたAさんに企業薬剤師の労働環境について話を聞いてみました。

製薬会社で働いていましたが、基本的に忙しかったですね。平日の残業もそれなりにありました。ただ、調剤薬局と違って土日は完全に休みだったのは嬉しかったですね。やはり周りと同様に土日休みだと友達とも遊べるし、これは大きかったです。

Aさんが言うように、製薬会社は基本的に忙しい職場です。勤務時間は一般的なサラリーマンと同様に9時〜18時の勤務ですが、残業もそれなりにありますし、職種によっては出張もあるでしょう。

特に、医薬情報担当者(MR)の場合は、医師の空き時間に合わせた勤務になるため定時に仕事を終えられるというわけではありません。打ち合わせの前日には夜遅くまで資料を作成するようなことも多くあります。

それでも、調剤では見つけられなかったや

3.あなたの働き方に合っている?企業薬剤師メリット・デメリット

どの職場でも、働くうえでのメリット、デメリットがあります。薬剤師が製薬会社で働く場合も同様です。代表的なものをまとめてみました。

企業薬剤師のデメリット

  • 仕事が忙しい
  • 利益を追求するのが企業ですから、上司も存在すればノルマもあります。成果を上げなければ評価も下がってしまいますから、努力を重ねて仕事をこなしていく必要があります。どうしても、ある程度の残業は必要になるでしょう。
  • 出張がある
  • 薬剤師が働く企業は主に製薬メーカー。全国に支店や営業所がありますから、その分出張、場合によっては転勤の可能性は否定できません。

2点のデメリットを紹介しました。「仕事が忙しい」に関しては、社会人であれば多少は仕方がないとも言えます。その分、やりがいを見いだせる仕事ですから、充実した毎日を送ることもできるでしょう。

しかも、企業薬剤師にはこれらのデメリットを補って余りある魅力的なメリットが用意されています。さっそく紹介していきましょう。

企業薬剤師のメリット

  • 給与が高い!
  • 最大のメリットは、やはり企業薬剤師ならではの収入の高さ。上述のように、管理薬剤師やMRであれば夢の年収1000万円も十分狙えます。開発職や研究職、治験コーディネーター(CRC)でも700万円以上から、という厚待遇です。これほどの高給をもらえるのは企業薬剤師の特権です。 しかも、製薬メーカーのほとんどは有名な大手。安定感も抜群で、地に足をつけて働くことができます。
  • 土日祝日が休める!
  • 調剤薬局などは土曜営業が多いですし、ドラッグストアにいたっては年中無休。土曜も日曜もありません。それに合わせて薬剤師も働かなければなりません。 一方で、企業薬剤師は一般的なサラリーマンと同様に、土日祝日を休むことができます。企業薬剤師のAさんのコメントにもありましたが、土日休めるというのは大きなポイントです。友達と遊んだり、家族との時間を過ごしたり、よりプライベートの時間が充実するでしょう。普段の仕事が忙しくても、土日にリフレッシュして仕事に臨めるはずです。
  • 調剤が苦手でも働ける
  • 薬剤師の中には、調剤業務が嫌いで、患者さんと話すこともあまり得意ではない、という人もいます。そういう人こそ企業薬剤師に挑戦すべきです。研究職、開発職、DIなど、調剤とはまったく異なる仕事もありますし、自分が本当にやりたい仕事が見つかる可能性が高いでしょう。
  • 最新の知識が身につき、人間的成長ができる
  • 製薬メーカーであれば、定期的に薬剤に関するセミナーなどを開催しているようです。また、社会人としてのビジネスマナーはもちろん、人間的な成長が促進される経験をどんどん積むことができるでしょう。
  • 福利厚生がしっかりしている
  • ょう。その他、一般的な福利厚生は一通りカバーされているケースがほとんどです。 例として、某製薬会社の待遇を挙げておきます。」
製薬会社は大手が多いですから、当然福利厚生もしっかりしています。女性であれば産休はもちろん、育休なども完備され、安心して出産、子育てもできるでし

このように、企業薬剤師は、デメリットをしっかり補うメリットが盛りだくさんです。給与をアップさせたい、本当に自分がやりたい仕事を見つけたい、安心して働きたい、という薬剤師は企業で働くことをおすすめします。

さて、次の項目では最も気になる「年収」について詳しく見ていきましょう。

4.やっぱり気になる!企業薬剤師の年収事情

企業で働く上で最大のメリットは年収の高さです。では、具体的に他の職場と比べてどれくらいの差があるのでしょうか。以下のグラフをご覧ください。

※HOP調べ

あくまで一例ではありますが、製薬会社がダントツで年収が高いのは間違いなさそうです。他の職種に比べてこれだけ差をつけられるのです。

次に、企業薬剤師の年収を職種別に比較すると、製薬会社のMRがトップです。1000万円を十分狙える職種は、営業職の中でも一握りと言えるでしょう。

とはいえ、ほかの職種も十分に高給です。努力次第で伸びしろは十分にあり、製薬会社ならではの高年収が得られます。他の職場で働く薬剤師に大きな差をつけることが可能です。

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5.【必見】企業薬剤師に最短でなるために大切なこと

これだけ魅力的な企業薬剤師。特に製薬会社で働く薬剤師は高年収を狙えますし、やりがいを見いだせればこれ以上の職場はありません。当然、転職の競争率もそれなりに高くなります。

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6.企業薬剤師として内定を勝ち取るために有利になるスキル

企業薬剤師の内定を勝ち取るために、少しでも有利になるスキルを紹介します。

語学力

CRO、医療機器メーカーでは、国内のみならず海外の副作用情報や症例評価、臨床試験の結果収集などが業務に含まれます。当然、これらはすべて英語で書かれていますので英語力が必要とされます。外資系企業の中にはTOEIC800点以上を要求する会社もあります。

マネジメント能力

企業は、調剤薬局などと比べると組織規模も大きいので、人を管理し、育てる能力が必要とされます。マネジメントの経験があれば優遇されるでしょう。どのような規模の、どのような種類のマネジメント経験が求められるかは企業によって異なりますが、「人を教育した経験」があるかないかでは大きく評価が異なります。

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