薬剤師は「人を育てる」講師にもなれる!その仕事内容と現実に迫る

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薬剤師試験に合格したとしても、すべての方が薬や患者に深く関わる仕事に就くわけではありません。食品会社勤務しかり、公務員薬剤師しかりです。このような「命の現場からは遠いものの、人々の健康を陰から支える仕事」のなかに、薬剤師としての知識を生かす「講師」があります。薬剤師が就く「講師」とはどのような仕事なのでしょうか。待遇や求められるスキル、仕事を通じて得られるものはあるのでしょうか? 様々な観点から講師という仕事をご説明いたします。

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1.薬剤師が講師になるって何を教えるの?

薬剤師が講師として求められている学校は予備校や塾です。「薬剤師の国家試験に向けた予備校」「美容師専門学校」「薬学部志望者向け進学塾」がそれに該当します。

薬剤師が講師となろうとしたとき、求められるものは何でしょうか。得られるものは何でしょうか。実務を含め、その答えをみていきましょう。

薬剤師向け予備校講師

薬剤師の国家試験対策として薬学生や卒業生が通う予備校で、受験生の指導をします。授業を受け持つ時間よりも、プリントの準備、テスト問題作成、国家試験の傾向分析、成績がなかなか伸びない生徒をフォローする時間のほうが長いです。

契約社員として働くことが多く、長時間職場に拘束され残業時間も多いです。収入構成は、基本給・授業手当・交通費・インセンティブです。

試験の傾向を的確に捉え、試験合格に導くスキルが求められます。教える力・コミュニケーション力が重視されます。

薬学部志望者向け進学塾

大手予備校の中には、薬学部進学コースを設けているところがあります。薬学・医学に関して直接教えることはありませんが、実際に医学部・薬学部を卒業した方が講師を務めることもあります。

仕事の内容は、国家試験対策を除き、上記「薬剤師向け予備校講師」に準じます。

美容師専門学校講師

美容師も薬剤師と同じく国家試験があります。実技のみならず、「物理化学」「美容保健」「衛生管理」を学ばなければなりません。この学科を薬剤師が受け持ちます。

仕事の内容は、国家試験対策が美容師に変わるだけで上記「薬剤師向け予備校講師」に準じます。

塾講師の一日、何をしている?

塾講師の働き方は…

  • 授業は1コマ70分×5コマを受け持つ
  • 授業の前後は資料やテストの作成
  • 学生からの質問を受ける
  • 仕事の終了時間は19時ないしは20時

です。この仕事の隙間を縫って学生からの進路相談やプライベートな相談を受け、学生が試験に向けて意志を強くもてるよう、心理面でのケアも行います。指導力だけでなく、陰から支えるサポートの心を持っていなければなりません。

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2.予備校や塾講師ならではのやりがいとメリットデメリット

講師は、予備校や塾で生徒を合格に導く役割を担います。この仕事の意味を考えると、やりがいやメリット、デメリットは非常に明快です。

やりがいとメリット

薬剤師が講師という仕事に就くことで、どのようなやりがいやメリットを得られるのでしょうか。調剤薬局や病院とはどう違うのでしょうか。

【やりがいを感じる時】
生徒が合格を報告してくれた時
自分の授業を受けたいという生徒に出会った時
自分がいる予備校の進学率が前年度を超えた時
【メリット】
社員や生徒など、その場を構成する人たちの平均年齢が低いことから社風が自由
個性を発揮することができる
生徒の反応や成績など、自分の仕事が成果として見えやすい時
生徒の入れ替わりで、毎年新しい環境で仕事に取り組める
薬剤師の経験をもとに、仕事の尊さを伝えることができる
これまでの知見を自分の個性・強みにできる
講師に数値的目標が課され、ノルマ達成ができれば報奨金という制度もある(勤務先によります)

逆にデメリットは?

どのような予備校も塾も、少子化によって生徒の奪い合いが起きています。大手予備校の“再編”がニュースにもなりました。この背景を知ると、デメリットもすぐに理解できます。

【デメリット】
ノルマが課され、それが心理的負担になることも
需要はあるものの特殊な世界の仕事であり、大々的な求人がなされていない
選ばれる講師でいるために、国家試験対策などの情報収集を欠かせない
国家試験前・大学受験前は多忙を極める
合格率などの目標をクリアできないとき、契約解除とする企業もある
人と接することが苦手な方にはつらい環境となる
【特に注意すべきデメリット】
講師の仕事を目指すうえで、特に注意したいのが以下のポイントです。
最新の医療知識を取り入れるチャンスが少なく、調剤の現場に戻りたくなっても希望がかなわないことがある

ご存知の通り、医療の現場で使用される薬は日進月歩。調剤の仕事から遠ざかって年月が経てば経つほど、手持ちの知識と現状に乖離が生まれます。もしも将来的に調剤薬局や病院へ戻りたいときは、講師という仕事からできるだけ早く離れなくてはなりません。半年をひとつのスパンとして考えましょう。

3.予備校や塾の講師に向いている薬剤師はどんな人?

講師という職業のメリット・デメリットについて触れてきました。デメリットの面も大きい仕事であるとおわかりいただけたと思いますが、やはり「次代の人材を育てる」仕事は尊く、魅力的なものです。では、薬剤師が講師として雇用されるにはどのような資質が必要なのでしょうか。

「薬剤師=調剤」という固定概念から離れ、広い視野を持っている

国家試験に合格しても、調剤薬局や病院以外にも道が広がっているのが薬剤師です。製薬会社や食品会社、公務員薬剤師に至るまでその進路は幅が広いものです。このことをしっかり理解し、自分自身も多くの体験を積んでいれば「薬剤師にはこんな可能性がある」と語れ、生徒のよき相談相手となれるでしょう。

後輩の育成をした経験を持っている

講師には、説明力や読解力、先見力、パフォーマンス力が必要です。調剤薬局や病院で、後輩の指導・育成の立場にいたのであれば、これらの力はある程度得ているはずです。

4.内定を勝ち取るコツとは?

どのような仕事にもいえることですが、技術や知識は継承していくものです。それは薬剤師であっても同じこと。薬剤師の卵を温め、試験合格という“孵化”に導く講師も、薬剤師業界において重要な役割を果たしています。

求人情報をキャッチできたら、企業や校舎見学に出向いて、雰囲気を確認することも大事な転職活動の一環です。あなたが、生徒に伝えるべき熱い思いを抱きアピールできる個性を持っていれば転職も有利に進められます。

しかしながら、薬剤師の選ぶ職業のなかで若干特殊なもので、求人自体の数が少ないものです。そこで活用したいのが薬剤師専門の転職サイトに登録することです。

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