残業100時間は過労死の危険も…違法なのにブラック企業では当たり前

30代の未経験職種への転職で経歴に自信がない
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今日は何時に帰れるんだ。」そう思いつつ業務に追われ残業する毎日。気づいたら月100時間を超えてたなんて話も・・・。残業が多い日々が続くと一体どうなってしまうのでしょうか?体験談とともにご紹介いたします。

 

             
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残業100時間は普通なの?違法になる残業の法的基準

法律内の残業時間は何時間まで?

厚生労働省が定める「時間外労働の限度に関する基準」では一般の労働者の場合1カ月の時間外労働の時間を45時間を上限としています。残業月45時間以上は違法なのです。

しかし実際の現場では、残業をしないと業務がまわらないことも考えられるため、対策が取られています。

企業が労働基準法第36条のいわゆる36協定(サブロク協定)を締結すれば45時間以上の残業は認められてしまうのです。

労働基準法での法廷労働時間は1日8時間、1週間40時間と決められており、越える場合は、企業は労働者に残業代を支払わなければなりません。

残業100時間で本当ならもらえる残業代

こんなに少ない・・・残業100時間超え企業

では、実際に残業100時間を超えている企業は、どのくらいの割合であるのでしょうか?以下のグラフをご覧ください。

目安として残業時間が60時間以下の企業の割合が約3割、60~80時間以下の割合が約4割、80~100時間以下の割合が約1.5割、100時間を超える割合が約1割になります。このことから、残業100時間は普通ではないことがわかります。

月の残業時間が100時間となると、1日平均4.5時間以上残業をしていることになります。

(例)100時間÷月の労働日数21日=約4.7時間

例えば、実働時間8時間とすると9時~18時(うち休憩1時間)となりますが残業をしたとなると退社時間は23時となってしまいます。これが毎日となるとかなりの負担ですよね。

このような負担が毎日続くと、身体にも影響が出て来てしまうのです。

本当に疲れた…残業100時間越えで起こる体調の変化

残業を100時間もすると、長時間労働による過労により、脳や心臓に重い負担がかかって、くも膜下出血や心筋梗塞などを発症し突然死してしまう事もあります。その突然死は一般的に「過労死」と言われています。

残業100時間は「過労死ライン」とも言われており、日々残業を頑張っているあなたの身体に、悪影響を与えています。

あなたも過労死寸前?当てはまる方は「要注意」

  • 疲労感が抜けない
  • 集中力が欠如する
  • 疲れているのに眠れない
  • 後頭部や耳の後ろに慢性的な痛みが生じる
  • 手足がしびれる
  • 心臓がどきどきする(動悸)
  • めまいがする
  • 精神的に不安定になる

当てはまる項目はありましたでしょうか?当てはまる項目が多い方は、要注意です。

リラックスして休める時間を無理にでも作りましょう。体調が一番大切です。絶対に今以上無理しないでくださいね。

可能であれば転職もおすすめします。無理して、身体もぼろぼろになってまで、今の仕事を続ける必要はありますか?転職エージェントなら、無料でそのような相談にも乗ってくれるので、一度相談してみても良いかもしれません。

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【体験談】もう無理だよ…ついに身体が悲鳴を上げはじめた

女性:さきさん(20代)

事務職の残業を100時間していた際の体験談です。

定時は18時30分でしたが、20時が定時の様な空気で、20時までは絶対に帰ることが出来ませんでした。20時になったら全員分のタイムカードを切り、そこからまた残業が当たり前です。

忙しくなると、朝5時まで仕事をして一時帰宅で着替えて、7時にまた出社をしていました。

そんな生活を続けていたストレスからか、突然血尿が出るようになり、さらには肺に穴が空きました。もちろん上司に報告しても、無反応。残業が改善されることは無く、対応策すらしてくれませんでした。

残業100時間で本当ならもらえる残業代

「36協定」はあくまで労働時間を延長してもいいというものであり、法定労働時間外に働いた場合、残業代はしっかりと支払われなくてはなりません。

※法定労働時間:1日8時間、1週40時間

法廷時間外の労働に対する残業代の計算方法は下記のとおりです。

  • (1)1か月の時間外労働が60Hまで:残業時間×時給×1.25
  • (2)1か月の時間外労働が60H以上:残業時間×時給×1.35

残業時間が100時間を超えている方は、(2)に当てはまる方がほとんどでしょう。

実際にさきさんの様な20代女性(営業事務職)の場合を計算してみましょう。

  • 営業事務 平均月収 20万
  • 月労働日数 21日
  • 時給 約1,200円

*20万円÷21日÷8時間(法定労働時間)

残業時間は100時間とし、計算すると

100時間 × 1,200円 × 1.35 = 162,000円

200,000円の基本給+162,000円=362,000円を企業は支払わなければなりません。

しかし、一点注意が必要です。

残業代の未払いに関しては、法的に請求することが可能とお伝えしましたが、企業によっては給料に見込み残業代としてすでに含まれている場合もあります。一度、雇用契約書を確認しましょう。

辞めた方が良い?退職するべき企業の3つの特徴

1つでも当てはまっていたら、あなたの職場は危険です。

上司に相談しても相手にしてくれない
体験談のさきさんのように、上司に相談しても何も対応してくれないという事は、いつまでたってもその辛い現状は改善されないという事です。また、その上司も残業100時間を経験していたら、そもそも残業をしているという認識がありません。
残業や休日出勤が常態化している
残業や休日出勤が当たり前になりすぎていて、体調の変化にも気付きづらくなります。そして気付いた時にはストレスのせいで深刻な病気になっているかもしれません。
退職者が増加している
退職者が増えてきたら、危険信号赤レベルです。退職者が増加することで、人手不足になりさらに激務になり、辞めにくい状況になってしまいます。

つらい残業をしていても、「なかなか辞めさせてもらえない」「どうせ他の職場にいっても残業することはあるでしょ」など、心身ともにつらい状況にいてもなかなか転職までに踏み切れない方もいるかもしれません。

しかし、いくら「残業しないと業務が進まないから」「みんなも同じように働いているから」と言って残業を強制させる企業は間違っています。

社員のことを思っていない企業で働き続けることは自分のためになりません。あなたの人生ですからぜひ自分自身のためにも行動を起こしてみてはいかがでしょうか?

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どうやって辞めればいいの?転職・退職の手順と心構え

転職をする際のポイントとして以下の3つがあげられます。

準備は念入りに

まず会社を辞めるためには、断固とした決意が必要です。きっぱりと辞めましょう。転職先が決まっていてもそうでなくても、退職する旨はしっかりと伝えるべきです。

企業によって、退職する何ヵ月前に申し出る必要があるのかは異なります。円満退職をするためにも、しっかりと就業規則を確認しておく必要があります。

退職のタイミングが繁忙期と重なってしまうと引き止めに合ってしまうこともあるので、退職する時期は見極める必要があります。このように、会社を辞めるにはちょっとしたコツがあるのです。

次の職場に何を求めるか

残業100時間で激務を強いられてきて転職を決意する方の多くが、今の会社に対して不満を抱えています

転職を成功させ、次の職場で気持ちよく仕事をするためにも、自分が企業や職場に対して「何を求めるのか」をはっきりさせておく必要があります。例えば、給料・勤務時間・職場の立地など一番優先したいことは何でしょうか?

今までの職場で思うように働くことができなかった方も、転職を失敗させないためにしっかりと自分の希望を決めておきましょう。

転職先の探し方

現在の職場で働きながら転職先を探すのは一苦労です。ただでさえ、残業時間が長く自分の時間が持てないのですからなおさらです。

求人を探すのにハローワークなどの公的機関を使用することも一つの手ですが、転職サイトや転職エージェントなら時間がない利用者に変わって求人探しをおこなってくれます

また、転職サイトや転職エージェントによっては得意な業界や業種に違いがあります。転職先だけではなく転職サイトや転職エージェントも自身に合ったものを使用しましょう。

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